【確定申告の医療費控除】レーシックが認められて、メガネ・コンタクトが認められない理由を専門家に聞いてみた。

 

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税や保険料など、何でもかんでも給料から天引きされるサラリーマンって、つらいですよね。

 

そんなサラリーマンにとって、確定申告の医療費控除で税金が還付されるのは嬉しい限りです。

 

その医療費控除で、レーシックは控除が認められるに、メガネ・コンタクトは認められません。

 

同じ視力の矯正なのに、なぜなのか?を財務省と税の専門家に聞いてみました。

 

  

医療費控除の対象

医療費控除の対象となる範囲は、病院にかかった費用だけでなく、ドラッグストアで買った風邪薬や栄養ドリンク、整体・マッサージなど、結構広いです。以下、具体的に示します。

 

  • 市販薬  病気や怪我を治療するためものであること。万一に備えての「置き薬」はダメ
  • 栄養ドリンク  病気、怪我の症状を改善するために買ったもので、「医薬品」であること。
  • 整体・マッサージ  身体の不調を改善するために受けたもので、国家資格を有する人から施術された場合
  • 禁煙治療
  • ED治療
  • 薄毛治療  何かの病状による脱毛が原因であること
  • 子どもの歯の矯正  大人は不可
  • 虫歯の治療(銀歯・セラミック)
  • 病院紹介状作成料
  • 病院に行くのにかかった交通費  電車・バスのみ
  • レーシック

 

思っていたより広範囲に及びますよね。広範囲だけに、対象と対象外の線引きをどのようにしているのかが気になります。

 

 

「治療目的」と「医師の指示」で線引き

どうやら、「治療目的」が明確か、あるいは、「医師の指示」があってのことか、がポイントになるようです。

 

したがって、個人の希望や趣味、美容などで支出されたものは対象外となります。

 

そうなると、メガネ・コンタクトレンズにかかった費用は、治療ではないから対象外。レーシックは 視力を矯正する目的(=治療目的)なので対象となります。

 

ただ、斜視、白内障、緑内障などで手術後の機能回復をはかるために装着するものや、幼児の未発達視力を向上させるために装着するメガネ、角膜炎の治療後に目を保護するために装着するコンタクトレンズは、医師による治療の一貫として必要な費用なので、控除の対象となるようです。

 

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財務省に聞いてみた

私は、コンタクトレンズをつけています。夜ははずしてメガネをかけます。

 

メガネは一度買えば、数年は持ちますが、コンタクトは洗浄等のケア用品に、年間を通じて結構な額がかかります。

 

裸眼だと0.2。メガネ・コンタクトがないと日常生活がおくれません。メガネ・コンタクトをつけて視力を矯正し、日々、暮らしています。

 

レーシックも視力矯正を目的とします。同じ視力矯正なのに、控除対象と対象外とに分けられることが、どうも納得いきません。

 

それで、何年か前、財務省に質問したことがあります。ご丁寧に文書で返答がきました。

 

ご質問の眼鏡やコンタクトレンズの購入費用あるいはケア用品購入費用についてですが、これらの費用は、視力を回復させる治療の対価ではないことから、医療費控除の対象とはならないと承知しております。

 

「視力を回復させる治療の対価ではない」と言いますが、小中学生の頃に視力が落ちて、眼科医に行くと「眼鏡をかけなさい」と指示されて、処方箋がつくられ、眼鏡店に行くわけです。立派に指示が医師から出されているではないですか!

 

そもそも、なぜ治療が必要なのか。それは、そのままだと日常生活に支障をきたすからです。視力が悪くて日常生活に支障をきたすから、ある人はメガネ・コンタクトを、ある人はレーシックをするわけで、手段が違うだけだと思うのです。

 

 

税の専門家に聞いてみた

納得いかないので、次は税の専門家に聞くことにしました。国税庁に長らく勤め、退職後は関西大学教授として活動している方です。

 

公式には財務省が答えた通り。でも、ホントのところは税収の確保にある。・・・日本人は近視が多いので、メガネ・コンタクトを控除対象としたら、還付額が莫大になって税収の確保ができなくなると国は考えている。

 

この教授の言い方だと、対象となる母数が多いと控除の対象とならないということ。でも、ドラッグストアで風邪薬を買っても対象となります。母数はものすごく多いのに。

 

 

まとめ

医療費控除の公式見解としては、治療が目的かどうかです。

 

治療目的ではないと理由で、メガネ・コンタクトだけでなく補聴器も控除の対象となりません。さらには、不慮の事故で失った手足を補うための義手・義足も対象にはなりません。

 

日常生活を送るために視力・聴力・肉体を補う費用が、どうもスッキリしない理由で控除の対象とならないことが腹立たしくてなりません。

 

以上、『【確定申告の医療費控除】レーシックが認められて、メガネ・コンタクトが認められない理由を専門家に聞いてみた』でした。

『明石家電視台』で紹介! キットカットなど人気チョコレートの意外な裏話

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明石家さんまがMCを務めるバラエティー番組『痛快!明石家電視台』(関西ローカル)で、「大集合!人気チョコレート10」という特集をやっていました。

 

さんまは「チョコレートは誰よりもよく食べるので、今日は厳しくインタビューしたい」と意気込んでいました。

 

そして、ゲストの製菓会社の社員が自社の人気製品を持って登場し、チョコレートの意外な裏話を披露していましたので、紹介します。

 

 

『ブラックサンダー』 有楽製菓

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1994年に発売開始の『ブラックサンダー』。200種類以上の商品を世に出す、人気チョコレートブランドです。

 

しかし、発売当初はまったく売れず、一度、製造がストップしていました。ただ、九州で細々ではありますが売れていたため、九州の営業担当者からの強い要望で少量だけ製造を再開していました。

 

九州だけで細々と売れていた理由は、今でもさっぱりわからないそうです。

 

ところが、2008年の北京オリンピックで体操の内村航平選手が、「ブラックサンダーが好きで試合中にも食べています」と発言し、大ブレイク。主婦層を中心に人気が拡大し、九州から全国区の商品になりました。

 

この年は、一気に販売個数が累計で1億個を突破し、20億円近く売上が増加しました。

 

ちなみに、ブラックサンダーという商品名はヒーローものをイメージして付けられた名称で子どもをターゲットにして販売していましたが、内村航平選手の発言のおかげで全世代に知られるようになったということです。

 

 

『キットカット』 ネスレ日本

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1973年発売開始の『キットカット』。今ではチョコレートブランドの中では一番売れていますが、発売当初は不振だったようです。

 

ところが、ある時期から九州で売れ始めました。『ブラックサンダー』の場合はその理由はいまだに不明ですが、『キットカット』はその理由がわかっています。

 

九州の方言(博多弁)では「きっと勝つよ」を「きっと勝っとぉ」と言うことから、受験生が験担ぎに買っていったことが全国に広がりました。

 

チョコレートの売上のピークはバレンタインデーとなりますが、『キットカット』はセンター試験が始まる頃からピークを迎えるとのことです。今や、受験生の5人に1人は、お守りとして試験会場に持ち込んでいます。

 

そこで、不二家も『キットカット』にあやかろうと、人気商品『LOOK』に「受かる」をかけて、『ウカルック』を販売しました。

 

ただ、『LOOK』はバナナ味が持ち味ですが、バナナの皮で「スベる」ことから、受験生には縁起が悪いとなり、さっぱり売れませんでした。

 

 

『アポロ』 明治製菓

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1969年発売開始の『アポロ』。月面着陸したアポロ11号の形に似せたチョコレートです。

 

アポロ11号の月面着陸は世界的にも大きな話題となりました。菓子メーカーに限らず、アポロという名前を冠した商品名をどこの会社もつけたがっていましたが、できませんでした。その理由は商標登録です。

 

当時は商標登録をするのに2年はかかっていました。明治製菓の商標登録の担当者が、ギリシャ神話に出てくる太陽神「アポロン」の響きがいいということで、もしかしたら後々に菓子の名前として使えるかもしれないと考え、月面着陸の3年前に登録していました。だから、「アポロ」という名前を独占できたわけです。

 

また、アポロを逆さまにして上に何かをのせて商品が作れないかと研究した結果、誕生したのが『きのこの山』ということです。

 

 

『しみチョココーン』 ギンビス

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2003年発売開始の『しみチョココーン』。夏場でもチョコで手が汚れないことが大ヒットにつながった商品です。

 

コーンにチョコを染みこませる製法は業界でも大きな驚きとなり、革命的チョコと言われました。

 

この製法は建築関係で用いられる手法が採り入れられたことも二重の驚きでした。材木に防腐成分を染みこませる技術を応用し、コーンにチョコを染みこませたわけです。

 

今も語り継がれている革命的製法は、開発担当の佐藤利雄氏が一人で考え出したものでした。

 

 

『ビックリマンチョコ』 ロッテ

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1977年発売開始の『ビックリマンチョコ』。チョコというよりも、中に入っているおまけのシールが大人気となりました。

 

シール欲しさに大量に買ってチョコは捨てたり、シールのニセ物が出回ったりと、社会問題化するほど国民的大ヒット商品となり、販売個数は年間4億個を数えました。

 

シールに用いるキャラクターは、その時々の世相を反映させていました。

 

1980年代の世相としては、お笑いビッグ3として活躍していた明石家さんま。さんまをモチーフにしたシールを検討し、実際にイラストレーターのレベルでは出来上がっていましたが、許諾関係でボツになりました。

 

ビックリマンシールのいくつかは、現在もプレミアがついています。明石家さんまモチーフのシールが当時に作られていたら、今頃は数十万円で売買されているのかもしれません。

 

もちろん、ボツになったさんまモチーフのデザインが披露されていました。

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以上、『『明石家電視台』で紹介! キットカットなど人気チョコレートの意外な裏話』でした。

【賃金デジタル払い解禁】SuicaやLINE Payで給料を受け取る日が近い!

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昨年(2018年)夏頃に、「給料のデジタルマネー払いを可能にしてほしい」との要望が財界より出されていると、一部の報道にありまして注目していました。

 

その後、政府内でいろいろと議論されていたようですが、本年(2019年)2月に、厚生労働省はデジタルマネーでの賃金支払を解禁する方向で検討していることを明らかにしました。

 

早ければ、今年中(2019年)には実現するとのこと。

 

あなたが、SuicaやLINE Payで給料を受け取る日は近いと言えるでしょう。

  

 

賃金のデジタル払いが解禁

2019年2月、厚生労働省は、デジタルマネーを使って賃金を支払うことを解禁する方向で検討していることを明らかにしました。

 

なぜ、「解禁」という言葉が使われるのかというと、労働基準法で企業は現金で給料を支払うことを原則として定めていて、銀行振込は厚生労働省令で特例として認めています。

 

つまり、現金を手渡すか、銀行振込以外は禁止しており、その禁止を解いて、デジタルマネーでの支払を認めることになるわけです。

 

デジタル払いが解禁される背景としては、デジタル決済が普及したことや、新たな在留資格の創設によって外国人労働者が増加することがあります。

 

日本での保有財産や取引実績の少ない外国人は銀行口座の開設が非常に難しく、財界筋をはじめ外国人労働者の多い東京都などの自治体が、デジタル化の解禁を政府に強く要望していました。

 

 

「デジタル払い」ー具体的には?

デジタルマネーとは、お金を使わずに電子情報のみで代金を支払う仮想貨幣のことです。

 

電子マネーやスマホ決済にような、一定の金額をICカードやスマホのアプリ上でチャージして加盟店で決済できる「前払い(プリペイド)型」と、クレジットカードやデビットカードのような、後から口座引き落としされる「後払い(ポストペイ)型」に大きく分かれます。

 

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『日本経済新聞』より転載

 

給料を受け取る人は、デジタルマネー支払と従来通りの現金支払のどちらかを選択します。

 

デジタルマネー支払を選択した場合、指定したカードや決済アプリに企業が入金し、入金された給料はATMなどで一定回数以上は手数料なしで現金を引き出すことが可能となります。

 

なお、今回の解禁では、仮想通貨は対象とはなっておりません。

 

 

Suicaは対応はできない

給料をデジタル払いする際、厚生労働省としては、「ATMなどで、一定回数以上は手数料なしで現金で引き出せる」ことを条件としています。

 

「手数料なしで現金で引き出せる」という条件は、現状で使われている電子マネーではハードルが高く、対応できるものが思い浮かびません。

 

既存の電子マネーは、一度、チャージしてしまうと現金には戻せない、あるいは払い戻し手数料が必要なものばかりです。

 

また、チャージできる金額も問題です。Suicaはチャージできる上限が2万円、Edyは5万円ですから、アルバイト代ならともかく、給料の受け取りには無理があります。

 

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スマホアプリ「LINE Pay」は対応できる

一方、スマートフォンで利用できるアプリ、KyashやLINE Payはどうでしょうか。

 

Kyashは現金に戻すことができないため、給料支払に対応することはできないと考えるべきです。

 

LINE Payは、すでにセブン銀行とも連携しているため、今のところ手数料が必要であるものの、現金で引き出すことは可能となっています。

 

また、LINE Payは、その上限額は100万円となっています。1ヶ月の給料が100万円を超える方は無理ですが、平均的な会社員の給料額なら十分な限度額となっています。

 

 

おわりに

賃金のデジタル払いが解禁された場合、現在のところで可能性があるのは、LINE Payが候補となりうるでしょう。

 

ただ、ビジネスチャンスの拡大にもつながる改革ですから、他が指をくわえて眺めているとは考えられません。

 

海外では給料専用のプリペイドカードが盛んに使われていることもあり、デジタル化の需要が高まるとなれば、Suicaの上限額が100万円に引上げられることも容易に想像できます。

 

もちろん、電子マネーなど運営会社が経営破綻などの状態になってしまった時、給料をいかに保護していくのかは大きな問題です。

 

金融機関が破綻した場合と同様に、利用者を救済・保護できるような制度を設けることは欠かせません。

 

以上、『【賃金デジタル払い解禁】SuicaやLINE Payで給料を受け取る日が近い!』でした。

「寒い日はスマホ電池の減りが早い」はホントだった!では、その対策は?

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寒い冬の日、スマホの電池の減りが早いと感じたことはないでしょうか。

 

しっかりと充電して100%にしたにもかかわらず、気がつくと残量が30%だったという経験をした人もいるでしょう。

 

こうした現象は一種の「都市伝説」のように語られることもありますが、実は、寒くなるとスマホ電池の性能が低下し、減りが早くなることは科学的に実証されていて、ホントだったのです。

  

 

寒いとスマホ電池の性能が低下

自動車を運転する人は、冬場はバッテリーが上がりやすいということをよく聞かされています。また、冬山を登山した際、デジカメのバッテリーが急速に減っていくという話を聞いたこともあるでしょう。

 

要は、同じことがスマホの電池にもおこっていると考えればわかりやすいかと思います。

 

多くのスマホで使用されているのはリチウムイオン電池です。この中身は化学物質で、「電極と電解質から成り立ち、電子が流れることにより電流が発生する」という仕組みです(遠い昔に理科で習ったような)。

 

気温が低いと、電池内にある電解質のなかの化学物質が不安定になり、うまく移動できなくて供給できる電力が不安定になってしまいます。

 

その結果、スマホに供給される電力が少なくなり、減りが早くなるというわけです。

 

人間も寒いと動きが鈍くなりますが、電池も同じことだと考えるのが一番わかりやすいかもしれません。

 

 

肌身離さず持ち歩くのがベスト

なかには、とても寒い日でも電池の減り具合はいつもと同じだったという人もいます。

 

これは、例えば、ポケットに入れて持ち歩いている人で、体温が伝わる場所に入れていたために、寒さの影響を受けにくかったと考えられます。

 

体に近い場所、体温が伝わりやすい場所に入れて移動していると、寒さの影響をかなり抑えることができます。

 

ただ、最近のスマホは大型化しているために、ポケットなどには入りにくくなりました。ポケットではなくカバンに入れて屋外に長くいると、寒さの影響をもろに受けることになります。

 

やはり、内ポケットなどに入れておくことがベスト。あるいは、ネックストラップをつけて首にぶらさげ、上着やコートの内側に絶えず入れておいてもいいでしょう。

 

ポケットに入らないサイズのスマホを、やむを得ずカバンに入れておく時は、定期的に脇の下などに抱え込んでやれば、電池の性能が低下していても、ほとんどの場合は回復します。

 

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急激にスマホを温めてはダメ

電池が減って困ったからといって、急激に温めてはいけません。

 

例えば、ストーブの前に置いてみたり、カイロを直接あててみたり、ドライヤーの熱風をかけてみたり・・・

 

こうしたことをやると、スマホ本体内部に水滴ようなものが発生し、故障する原因となってしまいます。

 

iPhoneの場合でいうと、使用する場所の気温は0度から35度が適温とされていますので、体温で温めるのがベストということになります。

 

 

暑い日も電池の減りは早い?

暑い日や夏の炎天下でもスマホ電池の減りが早いという話をする人がいます。

 

結論からいえば、これはウソ。

 

繰り返しになりますが、スマホ使用の適温は0度から35度ですので、人が普通に生活できる環境においては「暑いから電池が減る」ということはありません。

 

ただ、ゲームやカメラ使用などでスマホが熱くなってきたと感じたら、涼しい場所に置いて少し休ませるのがいいようです。

 

気をつけたいのは、熱くなったスマホをポケットやカバンにしまわないことです。密閉されたところに入れてしまうと、熱がこもってしまってさらにスマホが熱くなり、電池を劣化させることになるからです。

 

ちなみに、温度があがりやすいゲーム等のアプリを充電しながら利用していると、さらに温度を上げてしまい、電池に大きな負担をかけますので劣化の原因となってしまいます。

 

以上、『「寒い日はスマホ電池の減りが早い」はホントだった!では、その対策は?』でした。

13という数字の縁起は、実は悪くない!

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「今日は13日の金曜日だから・・・」という会話を誰もがしたことがあると思います。また、「13という数字は縁起がわるいから・・・」という会話も。

 

欧米で13という数字が忌み嫌われるのは、よく知られた話です。しかし、その理由となっているものは、ほとんどがこじつけや誤解によるものであるといいます。

 

ましてや、日本では逆に縁起の良い数字として親しまれてきました。

 

 

キリスト教の13

数字の13が欧米で忌み嫌われているのは、キリスト教の影響が大きいのは明らかです。

 

イエス・キリストを銀貨と引き換えに当局に引き渡した裏切り者のユダは、イエスの13番目の弟子であったとされています。

 

また、そのユダは、いわゆる「最後の晩餐」で13番目に着席したとされています。レオナルド・ダ・ビンチの名作『最後の晩餐』では、銀貨が入った袋を握りしめているユダの姿が描かれています。

 

さらに、イエス・キリストが処刑された日にちは、13日の金曜日だとされていて、殺人鬼ジェイソンが出てくるホラー映画『13日の金曜日』が大ヒットしたこともあり、世界中に知られることになりました。

 

これらの影響から、13という数字は不吉の象徴となり、現代では忌み数の1つとなっています。

 

したがって、欧米では、多くの建物で13階を作ることが嫌がられます。12階の1つ上の階を12A階もしくは12b階、12階半としたり、1つ飛ばして14階にしたりしています。

 

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13を嫌う理由はこじつけや誤解

キリスト教が13を忌み嫌うとされている理由は、実は、こじつけや誤解であったとも言われています。

 

まず、イエス・キリストが十字架にかけられて処刑された日は、天文学者のケプラーをはじめ多くの学者が計算してみましたが、少なくとも13日ではないことが明らかになっています。

 

そもそも、イエスが処刑された日が13日だと広く言われるようになったのは、近代以降のことで、聖書に処刑の日が特定できる記述はありません。

 

また、新約聖書の『マタイ』『ルカ』『マルコ』の3つの福音書には、ユダは13番目ではなく12番目の弟子だと明確に書かれています。

 

ユダが13番目の弟子だとされたのは、ユダの裏切りの後に弟子になったマティアが新しい12番目の弟子と扱われたために生じた誤解であるようです。

 

どうやら13という数字に不吉なイメージを植え付けるために、こじつけや誤解だと知りながらも、あえてそのままにして広く流布させているという感じがします。

 

 

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日本では縁起が良い数字

日本では13は縁起の良い数字です。

 

その代表例は、子どもの13歳を4月13日に祝う「十三参り」です。関西地方では今も盛んに行われています。

 

「十三参り」は、平安時代の清和天皇が数え年で13歳になった際、成人の証として法要を催したことに由来します。そこから、13歳を迎えた子どもは、干支が一回りして生まれた年の干支になることから、これまで健康に過ごせたことに感謝し、これから先にさらに知恵と幸福を授かることを祈るためにお参りする習慣となりました。

 

また、十三は「とみ」と読むことができるので、縁起が良いという話もあります。

 

さらに、大阪には十三(じゅうそう)という街があります。13が縁起が悪いとされていたら、間違ってもつけられない地名ではないでしょうか。

 

加えて、陰陽道の教えによると、偶数は2で割り切れるというので縁起が悪いとされています。割り切れないという意味では、13は少なくとも縁起が悪いということにはならないでしょう。

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おわりに

ちなみに、アメリカの建国時の州の数は、ご存じの通り13。

 

したがって、1ドル紙幣の裏面に描かれているオリーブの葉は13、鷲が足で掴んでいる矢の本数は13、鷲の頭上の星の数は13、国旗の紅白の線の本数は13となっています。

 

13を心底忌み嫌うのであれば、アメリカ建国時の州の数を無理矢理にでも12か14にしているはずです。

 

にもかかわず、現状は・・・。イメージの刷り込みは本当に怖ろしいと感じる13です。

 

以上、『13という数字の縁起は、実は悪くない!』でした。

1円玉は2016年に製造ストップ。消費税と電子マネーと製造コストがその理由。

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財布に1万円札はなくても1円玉はある、とは庶民の笑い話。

 

でも、その1円玉も財布からなくなる日がくるかもしれません。というのも、1円玉の製造が2016年を最後にストップしているのです。

 

消費税と電子マネーと製造コストがその理由ですが、今後、1円玉は消え去ることになるのでしょうか。

  

 

1円玉は2016年に製造ストップ

世間に出回っている1円玉が激減しているようです。劣化して使えなくなった1円玉は、民間の金融機関から発行元の日本銀行に回収されますが、政府が流通用(記念硬貨を除くという意味)の製造を2016年を最後にストップしたのです。

 

日本銀行によりますと、2017年の1円玉の流通量は378億枚。15年連続で減少していて、ピーク時の2002年の410億枚と比べて10%近く減っていることになります。

 

このことによって、1円玉の製造コストと需要量を比較検討した結果、政府は2016年に製造をストップさせたということです。

 

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1円玉と消費税

1円玉と消費税とは密接な関係にあります。3%の消費税が導入された1989年、釣り銭需要が急拡大し、1985年に246億枚だった流通量は1991年には350億枚を超えました。

 

しかし、消費税率が切りのいい5%となった1997年以降は低迷します。2011年から2013年は記念硬貨を除いた流通用の製造を中断しました。

 

税率が8%に引上げられた2014年には製造を再開しましたが、クレジットカードや電子マネーの普及が進んだため、需要はさほど伸びず、結局は2016年に再び製造をストップさせることとなりました。

 

今年(2019年)10月には税率が10%と、再び切りの良い数字となります。軽減税率の導入で食料品などは8%に据え置かれるものの、5%に引上げられた時のことを考えれば、1円玉の需要は減ることはあっても増えることはないのは確実です。

 

 

1円玉と電子マネー

1円玉の流通量が減少した最大の理由は、電子マネーの普及でしょう。電子マネーはコンビニやスーパー、駅の売店などでの利用が活発となり、財布からじゃらじゃら小銭を取り出す光景を目にすることは少なくなりました。

 

実際、電子マネーの決済額は毎年増加する傾向にあり、2016年には5兆円を超えています。日銀が統計をとり始めた2008年の約7倍に膨らんでいます。

 

政府が2025年までにキャッシュレス決済比率を40%にする計画を打ち出したこともあり、1円玉の活躍の舞台はますます少なくなっていくに違いありません。

 

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1円玉と製造コスト

一般的に、硬貨を製造するコストについては、日本銀行から正式な発表はされておりません。

 

ただ、各硬貨に含まれている金属の種類や重量は正式に公表されていますので、金属の市場取引価格などから推計することが可能です。

 

1円玉の場合、重さが1グラムで100%アルミニウムです。アルミニウムの時々の市場価格から推計すると、1.8円から3円程度ということになります。

 

つまり、1円玉1個を製造するのに、1.8円から3円かかるということになり、製造すればするほど赤字になるというわけです。

 

ですから、コスト面から考えれば、需要が少なくなれば、製造をストップさせるのは極めて合理的な判断ということになります。

 

 

おわりに

電子マネーは年々飛躍的に普及していくでしょう。ただ、キャッシュレス決済比率40%という政府の計画が達成されたとしても、まだ現金決済の比率は60%あります。

 

また、1円玉は現在流通している最小単位の硬貨です。その象徴的意味合いは重要ですので、消え去るということは考えにくいでしょう。

 

ただし、「1円のムダ使いは許さない」「1円に笑う者は1円になく」という言葉は、将来的にはまったくの格言・ことわざの類になってしまうのかもしれません。

 

以上、『1円玉は2016年に製造ストップ。消費税と電子マネーと製造コストがその理由。』でした。

入試前日の食事は、サッカー日本代表の勝負飯「うなぎ」で決まり!

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年が明けると、いよいよ受験シーズン到来です。

 

受験生を持つ親としては、せめて食事面でサポートしたいと思うものです。ただ、何を食べさせればいいのか、特に、入試前日の食事に悩みはつきません。

 

そこで参考になるのがサッカー日本代表の食事です。試合前日には必ず「うなぎ」を食べるとのこと。いわゆる勝負飯です。これは、受験にも栄養学的に十分に役立ちます!

 

 

専属シェフが同行するサッカー日本代表

ロシアで開催されたワールドカップ・サッカー日本代表には、西芳照(にし よしてる)氏が専属シェフとして同行し、食事面を支えていました。

 

西氏は、日本代表の遠征に100回以上も同校した実績を持ち、ワールドカップも4大会連続して専属シェフを務めています。

 

西氏は、代表メンバーが発表される前からチームが宿泊するホテルに乗り込み、地元のコックの選定や厨房の衛生面の確認、食材の確保に奔走するのが常だといいます。

 

選手がホテル入りしてからは、西氏が選手のリクエストに応じて目の前で調理を行うなど、選手・スタッフには大好評。今や、なくてはならない代表メンバーだと言われています。

 

 

「試合2日前ルール」

選手たちが試合で最高のプレーができるよう、西氏は自らが考案した「試合2日前ルール」に則って、食事を提供していきます。

 

試合中に選手が求められることは、90分間走りきること。そのため、2日前からは炭水化物とタンパク質を多く取り、脂質は控えめなメニューが出されます。

 

つまり、試合2日前からは、エネルギーに変換されやすい炭水化物中心のメニューにするとルール化しているわけです。

 

さらに、試合3時間前には、うどん・おにぎり・バナナなど消化に良く、エネルギー転換の速い糖質が多いものを食べさせます。

 

そして、試合終了後30分以内には、おにぎり・サンドイッチ・果物などを食べさせます。これは、運動後にすぐに糖質をとると。体力回復に効果的だからです。

 

参照した本はこちら↓↓

サムライブルーの料理人 ─ サッカー日本代表専属シェフの戦い

サムライブルーの料理人 ─ サッカー日本代表専属シェフの戦い

 

 

試合前日に勝負飯「うなぎ」

そして、「試合2日前ルール」の集大成が、試合前日の夕食に出される「うなぎ」です。2016年リオデジャネイロ五輪アジア最終予選からの日本代表の勝負飯となっていて、「うな丼」で出されます。

 

西芳照氏はその著書『サムライブルーの料理人』でこう述べています。

 

ビタミンB1、ビタミンB2とビタミンEを豊富に含み、ごはんが進むうなぎは試合前に必ず出すメニューです。

 

ビタミンB1は糖質のエネルギー代謝を活発にしてくれる一方、不足すると疲労の原因である乳酸がたまりやすくなります。

 

ビタミンB2には栄養素をエネルギーに変える働きがあり、ビタミンEには持久力を保ち疲労回復の効果があります。

 

うなぎには、これらビタミンB1・B2・Eが豊富に含まれているのです。

 

さらに、うなぎは青魚に同じくらいDHAが豊富な食材です。「サッカー・インテリジェンス」という言葉があるほど、サッカーは頭脳スポーツ。頭の回転が良くなる効果が期待されます。

 

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入試前日の食事は「うなぎ」で決まり!

「うなぎ」は、前日までの疲労をとり翌日の試合への活力を高めるとともに、頭のキレをももたらすという、サッカー日本代表にとって欠かせない食事となっています。

 

このことは受験にも十分にあてはまると思いませんか?

 

長期にわたる受験勉強のクライマックスを迎えるこの時期は、心身ともに疲れやすい時期でもあります。

 

また、最大2日間におよぶ入試は、ある意味では体力勝負でもあります。

 

前日に疲労を取り去り、入試当日には難問に立ち向かうに足る体力をつけるということでは、「うなぎ」は格好の食材です。

 

また、注目したいのは、「うなぎ」に豊富に含まれるDHAです。これは、青魚のサラサラ成分といわれ、考える・覚える力の向上に重要な働きをするとされています。

 

1989年、北ロンドン大学の脳栄養化学研究所所長のマイケル・クロフォード博士が著書の中で「日本の子どもの知能指数が高いのは、DHAを多く含む魚をよく食べるためだ」と述べ、一躍、DHAが脚光を浴びました。

 

  DHAを多く含む調理食

調理品        DHA量(mg)

アジの開き干し    1300

うなぎの蒲焼き    1300

サンマの焼き     1200

いわしの缶詰       810

いかなご佃煮       500

(出典:文部科学省「日本食品標準成分表」)

 

入試では当然のことながら、知力・脳力が問われます。頭のキレを良くするDHAが多く含まれた「うなぎ」を前日に食べるのは十分に科学的だと思います。

 

 

おわりに

入試前日の食事に、「入試に勝つ!」ということで「カツ丼」などを食べるという人もいます。わからなくもないですが、これは「験担ぎ」以外に何者でもなく、科学的根拠も皆無です。

 

そもそも、心身共にデリケートな前日にカツのような「重い」ものを食べて、胃が不調になったらどうするのでしょう。西芳照の「試合2日間ルール」では脂質は控えるとあったのが肯けるというものです。

 

うなぎを「うな丼」にして食べるということは、ビタミンB1・B2・Eで体力面をサポートし、DHAで脳力面をサポートするということ。さらにご飯と一緒に食べるので、炭水化物がエネルギーに転換されます。こちらの方が、断然、合理的です。

 

以上、『入試前日の食事は、サッカー日本代表の勝負飯「うなぎ」で決まり!』でした。