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認知症になると銀行・証券口座が凍結。対策には「家族信託」がおススメ!

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盆休みに同級生の何人かと飲んだ際の会話です。

 

友人A「親の介護で金がかかってさあ・・・」

友人B「お前のとこの親って、株とかで結構、儲けてなかったっけ?」

私  「そうそう、この際、介護費用を親の財産から出しても仕方ないよ」

友人A「ところが、完全にボケたもんだから親の財産に手をつけられないんだよ」

 

迂闊にも私も知らなかったのですが、認知症になると銀行口座・証券口座が事実上、凍結されてしまうのです。その上、ほとんどの相続対策が実行できなくなることを知りました。

 

これは大変なことです。そこで、それを防ぐ対策を調べたところ、「家族信託」がおススメであることがわかりました。

  

 

認知症700万人時代へ

厚生労働省によると、2025年には全国で認知症の患者は700万人になると予測されています。

 

700万人とは65歳以上の高齢者5人に1人の割合。80歳以上だとさらに高い割合で認知症にかかってしまいます。もう他人事ではありません。

 

そもそも認知症とはどのような状況をさすのか?認知症は、判断能力が不十分となり、契約などの法律行為を適切に行うことができない状態をいいます。つまり、自分自身で何かを決めて実行する能力がなくなってしまうことです。

 

 

認知症で銀行・証券口座が凍結

病気としても怖い認知症ですが、お金の面から恐ろしいのは「デッドロック」といわれる状況になることです。

 

これは、口座や不動産などの所有者が、認知症などにより自分の意思が明確に示せなくなった場合、売ることも貸すことも取り壊すこともできなくなる、つまり、誰も手出しができなくなる状況のことです。

 

例えば、次のようなことがよくあります。

 

銀行口座が凍結される

口座の名義人本人が認知症であることが知られると、本人の預金がおろせなくなります。他の口座への移動や定期預金から普通預金への振り替えも出来なくなります。

証券口座が凍結される

口座の名義人本人が認知症であることが知られると、株式の売買はできなくなります。

不動産が売却できない

例えば、本人が介護施設に入ったので、家を売却して現金化しようとしても、本人が認知症の場合、売却することはできません。

遺産分割協議ができなくなる

例えば、本人の配偶者が亡くなった時、本人は相続人になりますが、認知症により遺産分割協議ができなくなります。

 

ちなみに、こうしたデッドロックという状況は、認知症患者だけでなく、交通事故や精神障害などによって本人の判断能力が著しく低下した場合にも起こりえます。

 

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対策は「家族信託」がおススメ

認知症等でのデッドロック対策として、今、注目を集めているのが家族信託です。成年後見制度というのもありますが、これは後見制度の良い所だけをピックアップした、とても使い勝手のいい仕組みです。

 

その仕組みを簡単に言うと、「財産の所有権のうち、管理する権利だけを信頼できる家族に移す」というものです。

 

例えば、委託者である父(85)の財産を、受託者の長男Aさんに託し、管理や処分を任せることにします。受託者であるAさんは、父が認知症になってもその財産を凍結されることなく、委託者の父の希望に添う形で財産を管理・処分することが可能になります。

 

具体的には、父とAさんの間で、

 

『父が認知症などで判断能力がなくなった時、自宅(土地・家屋)を処分して介護費用を捻出する』

『介護などの出費に備えて父の預貯金のうち300万円と、父が保有するすべての株式を管理する』

 

という合意をします。

 

そして、父とAさんの意思を確認しながら司法書士に契約書案を作成してもらい、司法書士と父と一緒に公証役場に出向いて信託契約公正証書を作成して手続きは終了します。

 

 

「家族信託」おススメの理由

これまでは、財産の管理を引き継がせるには、所有権をまるまる移す、「生前贈与」という手法が主でした。

 

生前贈与では、所有権をまるごと移すことになるので、受益権(お金をもらう権利)も移すことになります。この場合には、多額の贈与税や不動産取得税などがかかってきます。

 

一方、家族信託の場合は、あくまで管理する権利を移すだけですから、受益権に変更がないため、贈与税はかかりません。また、不動産取得税も非課税です。

 

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また、認知症などで判断能力が不十分な人を保護し、支援する「成年後見制度」というものがあります。

 

これは、財産の管理・維持など「財産を守る」ことが基本です。貯金があるのに家を売却しようとすると「経済的合理性に欠ける」として家庭裁判所が却下されることもあります。

 

一方の家族信託だと、あらかじめ委託者と受託者とで合意された内容にしたがって財産の管理ができ、家庭裁判所などの第三者の判断が入る余地がありません。

 

成年後見制度は本人が認知症になってから発効しますが、家族信託は本人が元気なうちから始めることができ、本人の希望をかなえるための手段として活用することができます。

 

先ほど例にあげたAさんは、父には「お父さんが将来、介護が必要となった時に十分にサポートが出来るよう、お父さんの預貯金などを必要に応じて使えるよう家族信託を組みたい」と提案することができます。

 

財産を単に要求するわけではなく、「親が快適に老後を過ごすための手伝いをしたい」というスタンスですから、親としても受け入れやすいのではないでしょうか。

 

 

「家族信託」の問題点

もちろん、家族信託にも問題点があります。

 

適当な受託者のなり手がいない家では利用することは難しいです。

 

長男というだけで勝手に親と家族信託を組むと、残った弟妹たちとの間でイザコザがおきかねません。

 

そして、今のところ、一番の課題は、家族信託に詳しい専門家が少ないことです。取り引きのある銀行や税理士でも知識が不十分なケースがみられるといいます。

 

司法書士に相談することになりますが、通常の遺言書作成や成年後見制度などの業務に関する報酬よりも高めになっており、60~70万円程度の報酬を支払うことになります。

 

kazokushintaku.org

 

補記 証券口座の「代理人登録」

証券口座の管理も家族信託に含めることが出来ますが、証券会社に「代理人登録」を事前にしておけば、いざという時に、口座名義人の代理として株の管理や売却等を行うことができます。

 

証券会社によって名称や手続きは異なりますが、大和証券の「ファミリーサポートサービス」を紹介しておきます。

daiwa.dga.jp

 

 

おわりに

親の介護の費用を親の財産から捻出することに抵抗を感じる人もいるでしょう。

 

でも、必死に働いて作った財産が凍結されることは親の本意ではないはずです。「せっかくの資産は有効活用してほしい」とも思っているはずです。

 

認知症発症前に親と合意しておけば財産の凍結を防ぐことができる「家族信託」は、親の思いにそった有効なアプローチだと思いました。

 

以上、『認知症になると銀行・証券口座が凍結。対策には「家族信託」がおススメ!』でした。

落とした食べ物の「3秒ルール」は万国共通。人類のDNAに組み込まれている!

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お菓子などをうっかりと床に落としてしまいましたが、「3秒たっていないからセーフ」とか言って食べてしまう「3秒ルール」。

 

うちの子どもたちは、あたかもそれが常識であるかのごとくやっています。

 

実は、これは日本だけではなく、世界中に似たような慣習があることがわかりました。まさに、万国共通。

 

アメリカでは「5秒ルール」が一般的だったりするものの、人類のDNAに組み込まれているかのように感じます。

 

 

 

「3秒ルール」の起源

「食べ物を落としても3秒以内なら食べても大丈夫」という3秒ルール。日本ではすっかりおなじみの「ルール」でしょう。

 

これがいつの時代から、どのようにして始まり、広がっていったのかについては、はっきりとはしていません。

 

よく唱えられる説としては、食糧難が続く戦後直後にみんなで一緒に同じ物を食べるという学校給食の普及と、バスケットボールの「3秒ルール(相手ゴール前の制限区域内に3秒以上とどまってはならない)」とが混じり合って出来た、というものです。

 

腹を空かせたハナタレ坊主が給食のコッペパンをうっかり落としてしまい、慌てて拾い上げて食べようとしたら、女子から「きたなーい」と言われ、体育の授業で教わったバスケットボールのことが頭に浮かんで思わず、「3秒たってないからいいんだよ」・・・とまあ、こんな感じでしょうか。

 

 

万国共通の「3秒ルール」

「3秒ルール」は日本だけのローカルルールかと思いきや、世界各国に存在するようです。

 

『Beautiful Backdrop』(http://beautiful-backdrop.com/3second_rule)というサイトで、いろいろな国の人に聞いて回った結果を掲載していました。それを簡単にまとめてみますと、

 

  • 南米 ー3秒ルールが主流
  • 東南アジアー3秒ルール インドネシア・バリ島は10秒
  • トルコー3秒ルール
  • ヨーロッパールールなし
  • イギリスー5秒ルール
  • アメリカー5秒ルール

 

インドからシリアにかけては「3秒ルール」は存在しないようです。拾って問題なさそうな物は食べるとのことで、物で区別していくようです。

 

イギリスを除いたヨーロッパにも「3秒ルール」はありません。物や場所は選ぶものの、そもそも落としたからといって、なぜ、食べてはいけないのだ、という感じだそうです。

 

確かに、ヨーロッパのレストランでは、あまり綺麗でないテーブルの上にスプーンはもちろん、パンも直置きされます。これは衛生面の意識が低いからというよりも、気候的に乾燥しているので雑菌が繁殖しにくいという事情もあるのかもしれません。

 

そして、面白いのは、イギリスとアメリカという英語圏の国は「5秒ルール」だということです。

 

なぜ日本より2秒長いのかはわかりませんが、社会全般に信じられているようです。特に、男性よりも女性の方が「5秒ルール」を”適用”しているというデータまであるほどです。

 

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また、アメリカの学生寮などでは、「5秒ルールの酔っ払いバージョン」として「10秒以内ならセーフ」となります。

 

判断力が鈍り、足下もふらついている酔っ払いは、食べ物を拾い上げるにも時間がかかるということでしょうか。ジョークっぽい、アメリカならではの発想です。

 

ちなみに、チンギス・ハンのモンゴル帝国は「12時間ルール」だったといわれています。さすがはユーラシア大陸の過半を征服したモンゴル帝国です。スケールが違います。

 

 

「3秒ルール」の背景にある慣用句

古くから人類は食糧の調達に大変な苦労を重ねてきました。苦労して手に入れた食べ物を床や地面に落としたくらいで捨てるなんてもったいない。汚れたのはわかっているけど、捨てるわけにはいかない。

 

そこで、何とか食べることを正当化できないものかということで、世界各国で慣用句、言い伝え的な言葉が生まれました。「昔からこう言うではないか」と落とした物を食べることを正当化したのではないでしょうか。

 

その慣用句をいくつか紹介します。

 

  • ホコリがベーコンを作る(ドイツ)
  • 胃を綺麗にするホコリがある(スウェーデン)
  • 人は年間7ポンドのホコリを必要とする(デンマーク)
  • 大きい菌(人間)は小さな菌を食べる(中国)
  • 人は死ぬまでに1ペック(約9ℓ)のホコリを食べる(イギリス)
  • 神はホコリを作り給うた。故に危害を与えない(イギリス)

 

 

「3秒ルール」に科学的根拠はあるか?

そこで、やはり気になるのか「3秒ルール」に科学的根拠はあるのか、という点です。

 

アメリカの高校生ジリアン・クラークは、「5秒ルール」の科学的妥当性を研究しました。わずか5秒でも食品には細菌が付着し、ルールは成り立たないとの結論に達しました。

 

2004年、彼はこの研究により、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して授与される『イグノーベル公衆衛生賞』を受賞しています。

 

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他にも「3秒ルール」をまじめに研究した大学があります。「5秒ルール」が広く信じられているアメリカとイギリスの研究です。それらを簡単にまとめますと、

 

  • 2003年  クラークが様々な場所の床の菌数を調査。5秒とはいえ落とした食べ物が安全とは限らないと発表。イグノーベル賞受賞。
  • 2007年  米国・クレムゾン大学が床に落とした食べ物の菌数を調査。危険度は時間よりその場所の清潔さで変わると発表。
  • 2014年  英国・ アストン大学の調査。水分が多い食べ物ほど落とした際の汚染度が高いと発表。
  • 2016年  米国・ラトガース大学のサルモネラ菌を用いた調査。1秒未満で床から拾い上げても菌は付着すると発表。

 

それぞれの研究はその切り口は違いますが、要は、落ちた食べ物をすぐに拾い上げても、決して安全とはいえないということです。まあ、当然と言えば当然なのですが・・・。

 

にもかかわず、です。例えば、お菓子メーカー大手の「不二家」は2007年、賞味・消費期限切れ原料を使用していたことが発覚し問題となりましたが、不適切な原料の使用は日常的に行われていて、そのなかには「3秒ルール」があったと言いますから開いた口がふさがりません。

 

今もなお、世界各国で”適用”され続けている「3秒ルール」。食糧調達の苦労が人類のDNAに組み込まれてしまっているのでしょうか。

 

 

以上、『落とした食べ物の「3秒ルール」は万国共通。人類のDNAに組み込まれている!』でした。

自民党総裁選の対応は、ポピュリスト・小泉進次郎の真骨頂!

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自民党総裁選は、安倍首相が3選を果たしました。

 

最初から結果が分かりきっていただけに、世間の関心はそれほど高くなかったように思えました。私も関心はありませんでした。

 

ただ、「ほう」と思ったのは、小泉進次郎氏が石破茂氏支持を明言したことです。しかも、投票直前に、です。

 

よくよく考えてみれば、この対応は計算され尽くされたもので、ポピュリスト・小泉進次郎の真骨頂とでもいうべきものでした。

 

 

 

 

総裁選は「強豪私立vs地方公立」の図式

自民党総裁選挙の結果は、安倍氏が553票に対して石破氏が254票。ダブルスコア以上の大差で安倍首相が3選を果たしました。

 

マスコミの見立てよりも石破氏の得票が多かったことで、その善戦ぶりが称えられています。

 

高校野球に例えてみれば、圧倒的戦力を誇る強豪私立高に地方の公立高が挑んだみたいなものです。

 

私立の5回コールド勝ちを大方が予測していたのが、意外と公立が踏ん張って9回まで戦った。打ったホームランの数では遠く及ばないものの、ヒットの数(地方票)ではひけはとらなかった・・・。という感じでしょうか。

 

 

小泉進次郎、投票直前に「石破支持」明言

そのような中で、「ほう」と思ったのは、小泉進次郎氏が石破支持を明言したことです。しかも、投票が行われる直前に、です。

 

石破支持を決めた理由は、要は、「安倍1強」ではなく多様な意見がある政党であることを証明するためだとしています。

 

宴席でみんなが「とりあえずビール」という中で、「僕はハイボール」と言う小泉氏らしい発想だと『プレジデントオンライン』は書いています。

 

石破支持は早い段階で決めていたといいます。2013年の総裁選でも石破氏を支持していので違和感はありません。

 

それでは、なぜ、それまで沈黙を貫き、投票結果にまったく影響を与えない直前というタイミングに明言したのでしょうか。

 

このタイミングこそ、小泉氏がポピュリストたるゆえんでもあります。

 

 

安倍首相に配慮して世論の注目を浴びる

安倍首相サイドからすれば、小泉氏の石破支持は織り込み済みだったでしょう。安倍氏サイドが最も恐れていたことは、選挙序盤から石破支持を明言し、石破氏と小泉氏がセットになって全国を回って活動することでした。

 

そうなれば、いずれは小泉氏を総理にと考えている若手議員に影響を与えたでしょうし、地方の票はひっくり返っていたかもしれません。

 

投票直前に表明することは、石破氏の選挙運動はしなかったことの証明であり、安倍氏サイドにとっては、ぎりぎり許すことができる対応でした。

 

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もちろん、誰を支持するかを最後まで言わないという選択肢もあったでしょう。一番の安全策です。でも、それでは世論の注目は浴びません。

 

石破陣営の斉藤農水大臣が「石破氏を応援するなら閣僚の辞表を出せ」と自民党幹部から恫喝されたことを暴露しました。

 

石破氏を支援したら後で報復されると、誰も彼も安倍氏になびくなか、「僕は恫喝にも屈しない」ことを見せつけるには、あのタイミングは絶妙です。

 

しかも、石破氏の国会議員票は73票。直前の表明で結果の大勢に影響を与えないとはいえ、73分の1の小泉氏の一票は石破氏からすれば涙が出るほど嬉しいはずです。安倍首相への配慮とともに石破氏に恩を売ったことにもなっているわけです。

 

小泉氏の対応は、「恫喝には屈しない」姿勢を世論にアピールするとともに、安倍首相にも配慮して関係を悪化させることを回避しました。

 

こうして考え尽くされた行動は、総裁戦後のマスコミが勝者・安倍首相よりも小泉氏に熱い視線を集めました。まさにポピュリストの真骨頂ここにあり、でした。

 

 

ポピュリスト・小泉の次なる試金石

3選を果たした安倍首相は近々、内閣改造・党役員人事を行います。安倍首相のことですから、石破氏本人は冷遇するでしょう。

 

ただ、「選挙が終わったら一致団結」を見せることも重要で、石破氏支持議員の一部は大臣に起用されるはずです。

 

ここで、その候補に小泉進次郎氏が挙がることが考えられます。全国的な知名度と人気を誇る小泉氏を大臣にすれば、安倍内閣の目玉になり内閣支持率の上昇につながるかもしれません。

 

また、石破支持を明言した小泉氏をあえて抜擢することで、度量の大きさを見せつけることもでき、安倍首相にとって一石二鳥の人事と言えなくもありません。

 

では、大臣就任を要請されたら、小泉氏はどうするのか?

 

「選挙で選ばれた安倍首相に協力するのは当然」と言って大臣に就任するのか、それとも、「安倍首相ではなく石破氏を支持したのだから」と拒絶するのか?

 

ポピュリスト・小泉進次郎の次なる試金石です。お手並み拝見というところです。

 

 

以上、『自民党総裁選の対応は、ポピュリスト・小泉進次郎の真骨頂!』でした。

「定員超過の罰則強化見送り」も、2019年私大入試の厳しさに拍車がかかる理由

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2018年の私大入試が厳しいものであったことは、若干の考察を含めて、以前に記事にしました。

 

厳しくなった原因の1つに、国の指示による入学定員の厳格化により、合格者数が例年に比べて減少したことがあげられます。

 

そして、国は2019年からさらに厳格化をはかり、定員超過の場合の罰則を強化する案を検討していました。

 

受験生は戦々恐々でしたが、結果的には罰則強化案は見送りとなり、門戸が一層狭くなることは避けられました。

 

しかしながら、2018年と同様の定員規制ルールが残る以上、影響は限定的で、2019年私大入試の厳しさに拍車がかかるものと考えられます。

 

 

 

 

2018年私大入試を難化させた「定員厳格化」

2018年の私大入試が難化した理由の1つは、国が定めた「定員厳格化」措置があげられます。詳しくは過去記事をご覧下さい。

 

www.iwgpusnever.com

 

私立大学は例外なく、国から私学助成金というお金をもらって経営を成り立たせています。この私学助成金は大学ごとに交付される額が決められ、少しでも減らされると大学の死活問題につながります。

 

2015年までは、総定員8千人以上の大学について、入学定員充足率(国に届け出た入学定員に対する実際の入学者の割合)が1.2倍までに抑えられていれば、私学助成金は満額が交付されていました。

 

例えば、定員100名のX大学法学部の場合、1,000名の受験生に対して200名の合格者を出し、実際の入学者が120名であれば、私学助成金は満額交付されていました。

 

ところが、都市部の大学への学生の集中を緩和する目的で、この基準が2016年度は1.17倍、2017年度は1.14倍、2018年度は1.10倍と厳しくなり、これを超過すると罰則として私学助成金が全額カット、つまりゼロとなるようにしました。

 

こうなると、先に例にあげたX大学のように多めに合格者を出して入学者を確保する方法では、万一、入学手続きをした者が定員の1.10倍を超えた場合、私学助成金全額カットという大変な事態となってしまいます。

 

したがって、国に届け出ている定員の1.10倍を超える入学者が出ないように、合格者を絞り込む状況となっているのです。

 

例年なら約8千人の合格者を出していた京都産業大学では、2018年の合格者数は約5,800人で、3千人近く少ない結果となっています。普通なら合格していたはずの人の約3割が落ちたのですから、驚きは隠せません。

 

そして、さらにこの基準を厳しくし、守れなかった場合の罰則も強化することを国が検討しているとの情報が伝わってきました。受験生が戦々恐々となったのも当然です。

 

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定員超過の罰則強化見送り

国は2019年から、入学定員充足率が100%を超えた場合に超過入学者数に応じて私学助成金を減額するという罰則強化策の導入を検討していました。

 

定員を1名でも超える入学者がいれば、それだけでペナルティーを科すというのですから、ずいぶんと厳しい措置です。

 

そもそも罰則が強化されていく中で、定員超過を避けようと合格者数を減らし、定員に足りなくなれば追加合格で補う大学が目立つようになりました。

 

追加合格によって他大学に学生を奪われた大学が定員に満たなくなって、また追加合格を出すという連鎖が発生しました。入学式直前に進学先が変わる学生が増えるなど、大学側も学生側も混乱に陥ることが多々見受けられ、改善を求める声が強く上がっていました。

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出典:日本経済新聞

こうした状況を踏まえ、これまでの措置によって都市部の大学の入学定員超過が改善し、一定の効果が見られたとして、当面の間、その実施を見送ることが決定されました。国は3年後をめどに実施の是非を再検討するとしています。

 

とりあえずは、2019年入試では前年以上の定員厳格化措置はなされることはなくなったということです。

 

受験生にとっては、ほっと胸をなで下ろすとはこのことでしょう。「これで少しは楽になった」と思うのは大きな勘違い。2019年私大入試の厳しさは変わらないと肝に銘ずべきです。

 

 

2019年私大入試の厳しさに拍車がかかる理由

今回の「定員超過の罰則強化見送り」は、受験生にとって朗報であることは間違いありません。

 

もし、検討されていた案が実施されていれば、2018年以上に合格者数は絞り込まれていた、すなわち、合格者数はさらに減少していたと容易に考えられるからです。

 

しかし、罰則強化は見送るものの、2019年は2018年と同様のルールを継続して実施するとしています。

 

繰り返しますが、2018年のルールとは、入学定員充足率を1.10倍に抑えないといけないというものです。

 

つまり、厳しかった2018年私大入試の状況と2019年の状況とは、何ら変化はないということです。

 

罰則強化こそなくなったものの、定員の1.10倍を超える入学者がいれば私学助成金は交付されないことに変わりはないのですから、2018年同様に合格者の絞り込みは継続されると考えるべきです。

 

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そして、さらに、私大文系受験生の増加によって、厳しさに拍車がかかります。

 

古くから大学入試の世界では、景気が悪くなると就職に強い理系の人気が上がり、景気が良くなると文系の人気が高まるというジンクスがあります。

 

大学の出口である就職環境は「売り手市場」といわれるほど好転していること、好景気で保護者の財布にも余裕が出てきたこと、この2つの理由によって受験科目の負担の重い国公立大学と理系が敬遠される一方、私大文系の人気が高まってきているのです。

 

この私大文系人気の高まりと、入学定員厳格化による合格者絞り込みとがぶつかってしまい、私大入試の厳しさに拍車をかけてしまっています。

 

以前より狭くなった私大の門に、受験生が殺到しているというイメージを2019年も描いた方が良さそうです。

 

 

おわりに

私も私大文系の受験生だっただけに、今の私大志望の受験生の心境はよく理解できるつもりです。

 

「とにかく合格できる大学を探そう」と安全志向に走るのもわからないではないですが、本当に心の底から入りたいという大学をめざすことこそが、苦しい受験勉強の最大の励みになると経験上、思います。

 

私大入試本番まであと4ヶ月ほど。私大入試の厳しさはみんなに平等。悔いのない時間を過ごして欲しいと思います。

 

以上、『「定員超過の罰則強化見送り」も、2019年私大入試の厳しさに拍車がかかる理由』でした。

『かわいそうなぞう』のゾウは、戦争プロパガンダのために殺された!

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絵本・童話『かわいそうなぞう』をご存じでしょうか?

 

小さい頃に親に読んでもらったという方、子どもによく読み聞かせをしていたという方、たくさんおられることでしょう。何せ、今日まで200万部を超える大ベストセラーですから。

 

最後にはやせ細った体でエサをもらおうと芸をしながら餓死するという涙なくして語れないストーリーですが、真相は、政府の戦争プロパガンダのために殺されたということを聞きました。

 

  

『かわいそうなぞう』

子どもが小学校に入る前までは、寝る際に絵本の読み聞かせをよくやっていました。

 

絵本を読み進めていくうちに、その悲しいストーリーに子どもだけでなく自分まで涙を流すということがしょっちゅうありました。

 

そういう絵本の代表作が、『かわいそうなぞう』(作・土家由岐雄)。何度読んでも泣けてくる名作で、1970年に出版されて以来、現在までに200万部を超える大ベストセラーとなっています。

 

ここで、そのあらすじをおさらいしておきましょう。

 

第二次世界大戦が激しくなり、東京市にある上野動物園では、空襲で檻が破壊されて猛獣が逃亡する危険性を考え、殺処分を決定する。ライオンやトラ、クマが殺され、残すはゾウのジョン、トンキー、ワンリーだけになる。

 

ゾウに毒の入った餌を与えるが、ゾウたちは餌を吐き出してしまい、その後は毒餌を食べないために殺すことができない。毒を注射しようにも、象の硬い皮膚に針が折れてしまうため、餌や水を与えるのを止めて餓死するのを待つことにする。ゾウたちは餌をもらうために必死に芸をしたりするが、ジョン、ワンリー、トンキーの順に餓死していく 。

 ご紹介した本はこちら↓↓

かわいそうなぞう (おはなしノンフィクション絵本)

かわいそうなぞう (おはなしノンフィクション絵本)

 

 

 『かわいそうなぞう』のサブタイトルには「おはなしノンフィクション絵本」とありますが、ゾウが餓死させられた真相は別のところにあるという話を耳にしました。

 

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戦争プロパガンダのために殺された

第二次世界対戦の激化により、空襲の際に動物が逃げ出した場合の危険性を考え、猛獣を殺処分する「戦時猛獣処分」の命令が1943年、陸軍から出されました。

 

作中では「毒を注射しようにも、ゾウの硬い皮膚に針が折れてしまう」ため、餓死させたとなっています。しかし、これは事実とは異なるようです。

 

ゾウへの注射は耳にするのが当時から常識となっていて、実際、健康チェックのための採血を頻繁にやっていたようです。

 

本気で毒の注射をする気なら簡単にできたはずなのに(他にも銃殺などもできたはず)、どうしてやらずに餓死させてしまったのでしょうか。

 

当時、戦況が不利になって生活の余裕もないにもかかわらず、芸達者で大人気のゾウをお目当てに300万人もの入園者がいたといいます。

 

「政府は、この人気者のゾウに目をつけた」と、上野動物園に勤務した経験を持つ動物学者の新宅広二氏は述べています。さらに、核心部分についてこう言っています。

 

本当は東京市(当時)から「餓死させろ」というお達しがあったのです。「人気者のゾウも飲まず食わずで頑張っているんだ、お前らも頑張れ」っていうネタに使うために餓死させられたのです。プロパガンダとして使われてしまった。悲惨なことですよね。

 

これでは、『かわいそうなぞう』そのもの、です。

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上野動物園の動物慰霊碑

 

上野動物園にはこの象舎があった近くに動物慰霊碑が建てられています。戦争で命を奪われた動物たちに対しての慰霊の行事は、戦後70年余を経た現在も続けられています。

 

 

おわりに

戦後直後の日本には、家族や住む家もない子どもたち(戦争孤児)が何十万何百万といました。

 

この戦争孤児たちの健やかな成長をいかにはかるかを考えた政府は、再び、動物に目をつけました。

 

上野動物園にいるゾウを列車に乗せて地方へと巡回する「移動動物園」を開催すると、子どもたちは大喜び。動物にこんな力があるのなら、ということで全国に公立の動物園が作られていったということです。

 

動物たちを生かすも、殺すも、その時の人間さまの都合によるということです。

 

以上、『『かわいそうなぞう』のゾウは、戦争プロパガンダのために殺された!』でした。

【高校生クイズ2018】「世界の地頭クイズ」と称した問題の内容が面白かった!

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2018年9月14日放送の「高校生クイズ2018」を何気なしに見ていたら、出題された問題の内容がとても面白く感じました。

 

特に「世界の地頭クイズ」と称した問題で、世界中にある様々な課題を改善させたアイディアを問うていました。

 

そこで、その「世界の地頭クイズ」での全問題と正答に若干のコメントをつけてご紹介します。

 

 

 

高校生クイズ2018

高校生クイズ2018(第38回全国高等学校クイズ選手権)は、全国一斉地区大会を勝ち上がった47都道府県の代表47校と、特別選出枠(センバツ高校野球の21世紀枠のマネ?)3校の計50校が出場。

 

これまでは、重箱の隅をつつくような難問・奇問が続出していて、偏差値の高い高校が好成績を上げていましたが、昨年度からカラーが変わり、「知力、体力、時の運」を競うようになりました。

 

そして、2018年度は、発想力、直感力、想像力を駆使しなければ解けない「地頭力」を競い合う新しいスタイルを宣伝文句に掲げていました。

 

実際、前年準優勝の開成高校や名門・灘高校が地方予選で敗れていることからも、知識量だけでは勝ち上がれないことがわかります。

 

テレビで見ていて面白いと感じたのは、「世界の地頭クイズ」。世界中にある様々な課題を実際に改善(時に改悪?)させたアイディアとは何か、を問うもので、問題の内容そのものと答えが現実にあるものだけに、よけいに興味をそそられました。

 

では、「世界の地頭クイズ」をご紹介します。是非、一緒に考えてみてください。

 

 

世界の地頭クイズ

①英国 タバコのポイ捨てを激減させた吸い殻入れ

英国・ロンドンでは、タバコのポイ捨てが絶えることがなく、その清掃のために多額の予算を必要としていました。どんなに啓発活動を行っても減ることがないポイ捨て。これを何とかできないものかとロンドン市は頭を悩ましていました。

 

そこで、ある環境団体が街中に置いてあるタバコの吸い殻入れにある工夫をしたところ、喫煙者が吸い殻入れに入れる数が増えてポイ捨てが激減しました。

問題 「ロンドンでタバコのポイ捨てが激減した吸い殻入れとは?

 

珍回答 「吸い殻入れに美女の写真を貼り付けた」(大分豊府高

 

正答 「吸い殻入れを投票ボックスにした」

 タバコを吸い殻入れに入れるという行為自体に意味を持たせればいいと考えた環境団体は、吸い殻入れを投票箱に見立てて、あらゆるジャンルのトピックスに投票させるようと考えました。

 

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例えば、写真にあるように「現在、世界最高のプレーヤーと言えば、ロナウド?それともメッシ?」という具合です。他にも「F1グランプリとUSオープン、どっちが観たい?」とか。

 

ポイ捨て防止の効果はテキメン。喫煙者は自分のタバコの吸い殻で毎週、スポーツの話題に投票することができるのですから。

 

日本では社会道徳の観点のみが語られますが、遊び心満載のこの取り組みは英国ならではの斬新な発想だと感心しました。

 

 

②南ア 子どもの感染症を激減させた石けん

南アフリカのケープタウンのある村では、子どもたちが手を洗う習慣がなく、感染症による死亡率の高さが問題となっていました。

 

感染症の多くは頻繁に手を洗うことによって防ぐことができるため、何とか子どもたちに手を洗う習慣を身につけさせようと懸命の取り組みが行われました。

 

そこで、WHOが子どもたちに手を洗ってもらおうと、ある石けんを配ったところ、進んで洗うようになりました。

問題 「子どもたちが思わず手を洗いたくなる石けんとは?

 

正答 「石けんの中におもちゃが入っている」

 WHOは石けんを単に配付するだけではなく、「石けんを確実にしかも頻繁に使ってもらえるように」と、『Hope Soap』という特別な石けんを作りました。

 

子どもたちに配られた『Hope Soap』の中には、ミニカーやキティちゃんのフィギュアなどが埋め込まれていて、これが欲しい子どもたちは石けんを使い切るために必死になって手を洗うようになりました。

 

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さらに、手だけでは時間がかかるということか、顔や身体も頻繁に洗うようになったといいます。

 

その結果、この村で発生する感染症は70%も減少したということです。

 

「ただ、石けんを配って終わり」ではなく、目的を達成することに主眼を置き、子どもたちの感情を捉えた「使ってもらう仕掛け」が素晴らしいと感じました。

 

 

③東急電鉄 トラブル防止に役立つネクタイ

東急電鉄の駅員は乗客からの暴力行為やドアに制服が挟まれてしまうというトラブルが絶えません。トラブルによるダイヤへの影響を避けようと、その対策を全社をあげて検討していました。

 

そこで、駅員が着用するネクタイにある工夫をしたところ、トラブルに巻き込まれても被害を受けなくなり、アクシデント防止に役立ちました。

問題  「アクシデント防止に役立つネクタイとは?

 

珍回答 「マニュアルがちっちゃく書いてある」(堀川高)

 

正答  「ネクタイが簡単に取れるようになっている」 

電車の遅れなどが原因でクレームを言ってくる乗客がいます。中には激高して駅員の胸ぐらをネクタイごとつかんでとっくみあいになり、危うくホームから転落しそうになるケースがあるようです。

 

また、朝のラッシュ時、ドアを閉めるために乗客を駅員が中に押し込む場面をよく見ますが 、その際に駅員のネクタイがドアに挟まって引きづられてしまうこともあるようです。

 

こうしたアクシデントはダイヤに影響するだけでなく、重大な事故にもなりかねません。

 

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そこで、東急電鉄は、駅員のネクタイを引っ張られば簡単に取れてしまうものに変えたということです。

 

でも、これって、そもそもノーネクタイにすればいいのにと思うのは私だけでしょうか?

 

 

④インド 酒販禁止へのバーの奇策

飲酒運転による事故が多発しているインドは、国道や県道から500m以上離れていないと酒類の販売・提供ができないという法律が実施されました。

 

この法律の影響で、国道・県道沿線のバーやレストランなど「飲める店」は売上が大幅にダウンしました。

 

そこで、国道沿線のあるバーは、ある工夫をすることによって、減少していた売上げを回復することに成功しました。

問題 「国道から500m以内にあるこのバーはどうやって酒を販売した?

 

珍回答 「店主が国王になって、国道を買い上げてしまった」 

 

正答 「国道から500m以上ある迷路を通らないとバーの入り口まで行けないようにした 」

 2017年4月、インドの最高裁判所が、全国の国道・州道から500m以内では、酒類の販売はもちろん、バーやレストランでの提供も一切できないようにしました。

 

当然ながら、バーやレストランにとっては死活問題。500mを直線距離ではなく走行距離と解釈して、迷路のような迂回路を作って距離を稼ぐという奇策をバー・レストランは講じたようです。

 

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インドの商魂たくましいさと言ったらないですね。何だか、「一休さん」のとんちのようで面白いです。

 

飲酒運転は絶対NGです。日本のように厳罰化して、警察が徹底的に取り締まる他はないようです。

 

 

以上.、『【高校生クイズ2018】「世界の地頭クイズ」と称した問題の内容が面白かった!』でした。

ゆるキャラGP初代1位「ひこにゃん」がご当地ナンバーになったぞ!

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ゆるキャラの草分け的存在といえば、滋賀県彦根市の「ひこにゃん」。

 

2010年に行われた「第1回ゆるキャラGP(グランプリ)」で1位にも輝いています。

 

現在もなお大活躍の「ひこにゃん」がご当地ナンバープレートになりました。申請すれば原付バイクに「ひこにゃんナンバー」を備え付けることができるようになります。

 

 

 

 

「ひこにゃん」は現在も大活躍

「ひこにゃん」は滋賀県彦根市のマスコットキャラクター。「ひこにゃん」の愛称は1,167点の一般公募から選ばれていて、今や、ゆるキャラの草分け的存在です。

 

「ひこにゃん」は、彦根藩の2代目藩主である井伊直孝に縁のある1匹の白猫をモデルにしています。

 

戦国武士の兜をかぶっていますが、これは「井伊の赤備え」として有名な井伊家の伝来品をモデルにしています。ちなみに、今年の春のセンバツ高校野球で応援団最優秀賞を受賞した彦根東高校は、彦根藩の藩校をルーツにしていて、赤がシンボルカラーとなっていました。

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2007年に開催された「国宝・彦根城築城400年祭」のイメージキャラクターとして登場して全国的に人気を博し、2010年の「ゆるキャラグランプリ」では見事に初代1位に輝きました。

 

現在もなお、彦根城を中心に"出没"し、観光客から大きな歓声を受けています。

 

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「ひこにゃん」がご当地ナンバーになった

そんな「ひこにゃん」をあしらった滋賀県彦根市のご当地ナンバープレートが、この度、完成しました。

 

「ひこにゃん」ナンバーは縦10cm、横20cmで一般的なナンバープレートより横幅が3cm長くなっていて、125ccまでの小型バイクなどが対象になっています。

 

交付は10月1日からで、既存のプレートからの交換や新規での取得の事前申請は9月18日から受け付けています。

 

彦根市民らの投票で選ばれたデザインは、「ひこにゃん」の顔がアップで描かれており、彦根市役所では「市のPRに一役買ってほしい」と述べています。

 

 

「ひこにゃん」ナンバーの交付

交付開始日

平成30年10月1日(月)午前8時30分より  於・彦根市役所税務課市民係

 

対象車種

原付第1種(50cc以下)     ➝白色タイプ

原付第2種乙(50cc超90cc以下) ➝薄黄色タイプ

原付第2種甲(90cc超125cc以下)➝薄桃色タイプ

原付ミニカー(50cc以下)   ➝薄青色タイプ

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出典:彦根市HP

 

交付対象

彦根市内に主たる定置場がある原動機付自転車を、新規登録される方、および、従来の彦根市ナンバープレートから交換を希望される方。主たる定置場とは、原動機付自転車の運行を休止した場合において主として駐車する場所をいいます。

 

申請方法その他詳細は彦根市ホームページを参照してください。↓

原付ご当地ナンバープレート交付開始 | 彦根市

 

 

彦根市民以外でもOK

彦根市民だけが「ひこにゃん」ナンバーの交付を受けるわけではなく、原付バイクの「主たる定置場」が彦根市内にあれば、市民でなくてもOKです。

 

彦根市外から彦根市に原付バイクで通勤・通学している人や、彦根市在住の親戚・知人・友人で駐車可能ならばOKとなります。

 

以上、『ゆるキャラGP初代1位「ひこにゃん」がご当地ナンバーになったぞ!』でした。