メイウェザー『RIZIN』参戦は、日本のカジノビジネス進出への布石か!?

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超ド級のニュースです。

 

ボクシング界の世界的スーパースター、フロイド・メイウエザーが、大晦日に開催される『RIZIN4』に参戦することが発表されました。相手は、キックボクシングの「神童」那須川天心。

 

メイウェザーが日本で見られるというだけで大興奮ですが、冷静に考えてみると、すでに富も名誉も手にしているメイウェザーが日本で試合をするメリットはどこにもありません。

 

なぜ、日本で試合をするのか。

 

それは、先般、日本でもカジノが解禁されたことと深い関係があることがわかりました。

 

 

メイウェザーが『RIZIN』に参戦

それにしても驚きました。50勝0敗のボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザーが、大晦日にさいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN4』に参戦すると発表されました。

 

メイウェザーがアメリカ以外の国で試合をするのは初めてのことで、最初の国として日本を選んだのです。

 

これがどれだけ凄いことか。言うなれば、マイケル・ジャクソンが紅白歌合戦に出場するようなものです。

 

対戦相手は、新進気鋭のキックボクサー・那須川天心。ボクシング界のレジェンドとキックボクシング界の神童との対決は、平成最後の異種格闘技戦、平成最後の大晦日を彩る大決戦と言っていいでしょう。

 

 

それでも実現可能性は五分五分

世界の格闘技界を驚かせる夢のビッグマッチに大いに期待したところですが、それでも実現可能性はまだ五分五分でしょう。

 

確かに対戦が発表されましたが、直前になってドタキャンがあるのもこの世界の常です。特に、異種格闘技戦の場合、ファイトマネーと試合ルールで双方が合意に至らず、ご破算になったケースが多々あります。

 

メイウェザーの1試合あたりのファイトマネーは100億円は下らないとされています。「世紀の一戦」と呼ばれた2015年5月のマニー・パッキャオとの試合は、両者のファイトマネーの合計が330億円を超えています。

 

RIZIN側も世界中でのライブ放送を予定し、海外ではペイ・パー・ビューシステムを採用して資金を調達するということですが、果たしてメイウェザーが納得する額が用意できるのでしょうか。

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『スポーツナビ』より転載

そして、試合ルールについても揉めそうです。那須川天心はボクシング・ルールでもやると言っていますが、それだと揉めることはありません。しかし、勝敗が最初から見えてしまうため、興行収入に響いてしまいます。

 

ボクシング・ルールでは禁じ手とされるものを認めないと勝負にはなりません。現在、例としてあげられているのは、1Rにつきキックを2~3回認めるというものですが、メイウェザーがどこまで認めるのでしょうか。

 

ボクシングの現役世界王者のモハメド・アリとプロレスラーのアントニオ猪木の異種格闘技戦で、試合当日までルールを巡って結論が出ず、アリはアメリカに帰国しようとしたのを、猪木側がアリの主張をすべて認めることでようやく試合が実現したという経緯を思い出されます。

 

 

メイウェザー『RIZIN』参戦のメリット

それでも対戦が実現したと仮定します。では、メイウェザーにとってのメリットは何でしょうか。

 

対戦相手がボクシングの世界王者クラスなら、健在ぶりを世界にアピールすることができますが、今回の相手は那須川天心。将来を嘱望されてるとはいえ、世界では無名のキックボクサーです。

 

勝って当然の相手に勝っても、那須川にはボクシング・ライセンスがないために公式記録には残りません(50勝が51勝とはならない)。ましてや、ラッキーパンチを食らってダウンでもしようものなら、商品価値に傷がつくというものです。

 

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『HYPEBEAST』より転載

さらに、ファイトマネーもアメリカでの試合よりも大幅にダウンした額しか得られません。

 

要するに、メイウェザーが参戦するメリットが見当たらないのです。逆に、デメリットの方が多いくらいです。

 

しかしながら、RIZINの榊原信行・実行委員長によると、参戦はメイウェザー側からアプローチがあったと言っています。

 

ということは、ボクシングでリングに上がること以外に、メリットを求めていると言わざるを得ません。

 

 

日本のカジノビジネス進出の布石か!?

実は、メイウェザーは今年9月に来日しています。自身が経営する「メイウェザー・ホールディングス」とボクシングの協栄ジム、ローラやダレノガレ明美らが所属する芸能事務所「LIBERA」と共同で新会社「TMT(The Money Team)」を設立すると記者会見で発表しています。

 

メイウェザーは会見で自身の今後について語りましたが、内容はボクシングの話よりも、日本での新規ビジネスの展開に主眼が置かれていたといいます。

 

なかでも強調されたことは、カジノビジネスでした。今年7月に日本でもカジノが解禁される法律が制定され、新しいビジネスとして成長が見込まれる分野です。メイウェザーは「カジノの世界にどんどん進んでいってビジネスを展開したい」と意欲を示していました。

 

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カジノの本場はラスベガス。ボクシングの最高の舞台もラスベガス。アメリカのエンターテイメント産業の中核にはカジノとボクシングがあり、ボクシングで世界を極めたメイウェザーが引退後にカジノに、特にこれからがスタートの日本のカジノにビジネスチャンスを見つけたということです。

 

現時点で乗り越えなければ壁はあるものの、世界のスーパースターが日本のリングに上がれば、格闘技ファンのみならず日本中の注目を集めることになります。

 

大晦日のリングで日本の格闘技ファン以外にも広くその存在をアピールすることができれば、今後の日本でのビジネス展開に大いに有利に働くこと必至です。

 

アメリカ誌『フォーブス』が今年6月に発表した「世界で最も稼ぐスポーツ選手」で、あのメッシやC・ロナウドを抑えてトップに輝いたメイウェザー。

 

「金の亡者」と揶揄され、悪意を込めて「マネー」と呼ばれるメイウェザーは、目先のファイトマネーなどのメリットよりも、さらなるビッグビジネスを目論んでいるのかもしれません。

 

以上、『メイウェザー『RIZIN』参戦は、日本のカジノビジネス進出への布石か!?』でした。