世の多くのお父さんと同じく、昼食はコンビニ弁当が大半です。もう、すっかり飽きてきているのですが、ここにきてテレビやネット上で話題の商品に少しウキウキしています。
それは、コンビニの2代巨頭が時期を同じくして発売したおにぎりとサンドイッチ。
ローソンの『悪魔のおにぎり』とセブンイレブンの「コンビニ史上最強のサンド(商品名はローストビーフサンド」)です。
いずれも品薄状態でしたが、ようやく2つを食べ比べることができました。
さあ、美味いのはどっち?
ローソン『悪魔のおにぎり』が販売数トップ
ローソンが10月16日に発売した『悪魔のおにぎり』(110円税込)が、これまでローソンで最も売れていたおにぎり「シーチキンマヨネーズ」を抜く記録的な売上げとなっているようです。
そもそもは2018年6月30日放送の『世界一受けたい授業』で、南極基地に勤務した料理人が作り、食べた人が「悪魔のおにぎり」と称したおにぎりが紹介されたことがきっかけでした。
ネット上で大きな話題となり、ローソンもそれを参考に商品開発に踏み切ったといいます。
『悪魔のおにぎり』と聞いて、最初はデーモン閣下のプロデュースかと思ってしまいました(笑)。
『悪魔のおにぎり』を食べてみた
実際に会社近くのローソンでは既に売り切れ。別の店舗を回ってようやく3軒目にしてゲット。それも最後の1個という状況でした。
ローソンの公式サイトによると、
「おいしすぎてついつい食べ過ぎてしまう」ことから名付けられた「悪魔のおにぎり」!白だしで炊き上げたご飯に、いか天入りの天かす・青のり・天つゆを混ぜ込んだ、うまみたっぷりのおにぎりです。
と自画自賛です。
食べてみると、まずは天つゆの甘みが口の中に広がり、そこに天かすの油のうま味がブレンドされていくような感じ。青のりのにおいも加わり、油っこくもなくあっさりし過ぎでもなく、ちょうどいい加減です。
値段も110円と他の種類のおにぎりと同じ価格帯なので、つい2つ3つと手が出てしまうのもよくわかるというものです。
朝の情報番組『とくダネ』でも紹介され、出演者が試食していました。古市憲寿(社会学者)は「たぬきうどんにごはんをつけたような感じですね」と言い、MCの小倉智昭は「僕は普通のおにぎりの方が好き。僕は混ぜご飯より、白いご飯が好きなので」ということでした。
セブン『コンビニ史上最強のサンド』が再び
セブンイレブンの「ローストビーフサンド(山わさびソース)」(399円税込)が2018年11月1日から順次、各店で販売されます。
実はこの商品、以前にも期間限定で販売されて大人気を博した一品です。
「セブンのローストビーフサンド、コンビニサンドイッチ史上最強に美味いのでいっぺん試してくれ。400円と値段は高いが納得はいく!」
「セブンの肉たっぷりのローストビーフサンド、これは悪魔の食べ物だ」
などと、大絶賛されていました。
今回も期間限定での販売です。ちなみに沖縄では販売の予定はないようです。
『コンビニ史上最強のサンド』を食べてみた
会社近くのセブンでは、すでに実績のある商品であるからなのか、ズラリと棚に並べられていて、難なく買うことができました。
セブンイレブンの公式サイトでは、
しっとりした食感で肉のうま味が感じられるローストビーフのサンドイッチです。ツンとした辛さの山わさびソースで味付けました。
とローソン『悪魔のおにぎり』に比べて控えめな紹介です。これは自信の表れか。
手にとって感じるのは、少し重みを感じるほどローストビーフが詰まっていることです。開けるとこぼれ落ちそうなくらいです。
レタスはリーフレタスなので食感なく控えめで、それがなおさら肉のうま味を強調します。ローストビーフは歯切れの良い食感で、余計な味付けがされておらず、とても食べやすいです。
そして、何と言っても、ツンと刺激する山わさびソースは独特のピリピリ感ですが、これが肉のうま味とほどよくマッチでしています。わさびが苦手な人でも、美味しく感じられると思います。
食べた人はたいてい、「やばっ、このわさび味、クセになるそう」が第一声です。
「コンビニのサンドで400円は高いなあ」と最初は思いましたが、これと同じ物がカフェで出てきて1000円とられても不思議ではないです。
おわりに
2つを食べてみて、美味いのはどっちか?
貧乏サラリーマンが昼食に選ぶには、文句なしに『悪魔のおにぎり』です。でも、午前中に何か良い事があったら、たまには『史上最強のサンド』を買うでしょう。
お金はいいからどちらかを選べと言われれば、迷うことなく『史上最強のサンド』です。
以上、『ローソン『悪魔のおにぎり』vsセブン『コンビニ史上最強のサンド』美味いのはどっち?』