説明会に行って「駿台予備校」「武田塾」「四谷学院」を比較する!

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長い歴史と圧倒的な実績を誇る駿台予備校(正式には駿台予備学校)。

 

日本初、授業をしない塾として評価が高まっている武田塾

 

55段階指導による能力別クラス編成が特徴の四谷学院

 

この週末、訳あって3つの予備校の入学説明会に出席してきましたので、その感想を含めて、両者の比較をしてみます。

 

大ざっぱにいえば、自己管理ができる子は駿台、管理される必要のある子は武田塾、誰かが尻を叩いていないといけない子が四谷学院という感じでした。

 

不運にも浪人が決まって予備校探しをしている方にご参考なれば幸いです。

 

 

 

〈駿台予備校〉

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○説明会の様子

生徒が40人ほどと保護者20名ほどが出席していました。

 

職員の方がDVDを使って40分ほど全体の概要説明を行いました。

 

その後、別の職員が1人ずつ個別の相談にのっていました。その子と同じ高校出身の駿台生がどこの大学に何人合格したのかの一覧表が手渡され、志望校に応じたコース説明、学費、入学手続きの仕組みがわかりやすく説明されました。

 

さらに、希望者は校舎内施設の見学ツアーに参加したり、授業で使用される独自テキストの閲覧などが可能でした。

 

このあたりの手際の良さと組織だった動きは、予備校「最大手」のなせる技なのかもしれません。

 

○予備校の特徴

テレビに頻繁に出演するカリスマ講師などはいないものの、実力ある講師陣が多数在籍し、入試情報・過去の合格者の情報などが豊富に蓄積されていて、「さすが」と思わせるものがあります。

 

授業に用いる独自に作成されたテキストも洗練されていて、これに優秀な講師の授業が加われば「鬼に金棒」でしょう。

 

ただ、生徒の管理はやってくれません。「予習⇒授業⇒復習」のサイクルをきっちりと自分でやっていることが大前提となって、カリキュラムが日々、進行していきます。これをやりきれば実力がつくことは絶対なのですが、逆に、サボればおいてけぼりくって、ほったらかしにされたままとなります。

 

○学費

標準的なコースで約70万~90万円(入学金込み)くらいです。

 

説明会に参加すると入学金が10万円から5万円になり、さらに、家族・親類に駿台OBがいれば1万5千円の減額となります。(実は、私も駿台OBです)

 

この学費の中には、駿台が主催する模試の受験料も含まれます。

 

○総括

浪人が決まってしまったら、まず頭に浮かぶのは「駿台」の2文字だと思います。

 

圧倒的な合格者数を誇っていて「予備校最大手」なのですから当然です。でも、少し冷静に考えてください。

 

まず、駿台に入ってくる生徒は、ほとんどが各県の進学校の出身です。現役時代に一定の基礎力が備わっている上で、「予習⇒授業⇒復習」をやりきって志望校に合格しているケースが多いです。

 

実際、説明会では個別相談の際に、「出身高校がここだから××コース入学を認定します」と言われました。出身高校によっては、入校試験を受けるよう言われるわけです。

 

一定の基礎力があって、自己管理がしっかりと出来る子にとっては、学力を十分に伸ばせる理想的な予備校であることは確かでしょう。

 

 

〈武田塾〉

f:id:naga-aya-omiya:20180226153030p:plain○説明会の様子

駿台のような多人数を集めての説明会ではなく、個別に行うマン・ツー・マンのスタイルでした。

 

受験した大学、センター試験の点数などを子どもに尋ねながら、説明が行われていきました。

 

概要説明も案内パンフレットに則ってなされましたが、パンフレットの内容をなぞるだけなので、こちらから質問せねばならず、少々物足りませんでした。

 

このあたりは、駿台とは違って、新興の初々しさとでも言っておきましょうか。

 

○予備校の特徴

手渡された案内パンフレットには、「その授業、無意味につき」と書かれてありました。

 

要は、授業をしない予備校です。レベルに応じて指定される市販の参考書・問題集を1冊ずつ完璧になるまでフォローしてくれます。ちなみに、英単語は、駿台文庫の『システム英単語』が指定されます(笑)。

 

1週間ごとに自習する参考書の範囲が指定され、確認テストが行われます。わからないところの質問や確認テストがパスしないと、別途、「個別指導」がなされます。

 

基礎が出来ていないと、高校入試レベルの問題集を指定されることもあるなど、1人ひとりの、その時点の学力に応じたプランを塾が立ててくれ、その進捗状況もチェックしてくれことが大きな特徴です。

 

○学費

標準的なコースで、90万~100万というところです。

 

授業しないのに、こんなに高いのかと正直、思います。

 

また、駿台とは違って、武田塾は学校法人ではないので、「学割」がききません。電車・バスを利用して通うとなれば、相応のプラスアルファを覚悟しないといけません。

 

○総括

その子の学力に応じた参考書を指定し、完璧にマスターさせるための管理が徹底してなされます。

 

自学自習が前提ですが、英単語や社会などの暗記ものには、武田塾オリジナルのやり方があると自信をのぞかせていました。学費が高いのは、こうしたノウハウを伝授することも含んでのことかもしれません。

 

いつも計画倒れに終わってしまう子や自己管理の苦手な子には、ツボにはまれば飛躍的に力を伸ばすものと思われます。

 

ただ、浪人を機に、文系から理系へ(あるいはその逆)転換を考えている子には、一から自習せねばならないために、かなりのエネルギーを必要とします。

 

 

 

〈四谷学院〉

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○説明会の様子

四谷学院も武田塾と同様、マンツーマン方式の説明会でした。

 

高校時代の成績や受験した大学などを聞きながら、説明が行われていく点も同じでした。

 

ただ、途中から教室長という方も加わって、四谷学院スタイルの勉強方法をユーモアを交えながら話されていく姿勢には好感が持てました。わかりやすく説明する工夫がなされていると感じられました。

 

第一印象では、他の2つを圧倒しています。

 

○予備校の特徴

「55段階指導」と少人数の能力別クラス編成での授業が特徴です。

 

特に「55段階指導」は、高校入試レベルから段階を踏んで学習していく形式で、最終段階はもちろん難関大学レベルということになります。それを1段階ずつ、テストをクリアする形で進んでいきます。

 

また、志望大学ごとにコースが分かれますが、例えば、国公立大学文系コースであっても科目ごとに能力別にクラス分けがなされるので、他の大手のように英語はついていけるけど、数学が・・・ということはないとのことでした。

 

したがって、講師1人あたりの生徒数は格段に少なく、「先生と生徒の距離が近い」ことを力説していました。

 

○学費

標準的なコースで、60万円~70万円というところです。

 

他の2つに比べて安いです。ただ、「ゴールデンウィーク特訓」や夏季・冬季講習も別途受講料を徴収されるため、トータルでは他の予備校と変わらなくなりそうです。

 

また、ここも武田塾同様、学校法人ではないので、「学割」がありません。

 

○総括

週の時間割をみると、土曜日も含めて朝から夕方まで、びっしりと組まれています。授業と授業の間に「自習時間」までカリキュラムに入っています。

 

休みは日曜日のみで土曜も祝祭日も授業がありますから、ある程度の自己管理が出来る子だと、逆にストレスを感じるかもしれません。

 

オリジナルのテキストは、予備校にしては珍しく懇切丁寧な内容となっており、このテキストと授業に必死に食らいつけば、十分に学力がつくのも頷けます。

 

いつも誰かに尻を叩かれていないと勉強できない子には、うってつけかもしれません。

 

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〈まとめ〉

野球では、ランニングや素振りなどの基礎練習を十分に積んではじめて剛速球を投げたり、ホームランを打てたりすることが可能となります。

 

すでに基礎練習は積んでいて、あとは剛速球の投げ方やホームランの打ち方を教わりたいという人は、駿台がおすすめです。

 

まだまだ基礎練習が不十分という人は、武田塾か四谷学院がいいでしょう。

 

そして、練習のスケジュール管理などをきっちりとしてもらえれば自分でできるという人は武田塾、練習中もコーチが側にいて指導してほしいという人は四谷学院、ということになります。

 

幸か不幸か(私は浪人の経験が後々の人生でプラスになった)、浪人が決まったあなたが充実した一年を送ることができるよう、その参考材料として書き連ねました。

 

以上、『説明会に行って「駿台予備校」「武田塾」「四谷学院」を比較する!』でした。