ビニール傘を盗まれないための最強予防策を試してみました!

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3ヶ月ほど前、500円で買ったビニール傘が、購入後わずか1時間で盗まれてしまいました。

 

職場でそれを話すと、皆が同じような経験をしています。ビニール傘は他人に持って行かれやすい代物とはいえ、盗まれると無性に腹が立ってきますよね。

 

そこで、職場の数人と共同して、ビニール傘を盗まれないための実験を2ヶ月かけてやってみました。(ちなみにウチの職場はそんなに暇ではないのですが)

 

その結果、最も効果的だったのは「南無阿弥陀仏」でした。

 

 

 

ビニール傘とはいえ持ち帰りは犯罪

コンビニの店頭や病院などの傘立てに傘を置いておいたら、盗まれてしまったという経験は誰にでもあるのではないでしょうか?

 

でも、「誰にでもある」ということは非常におかしいいですよね。ビニール傘は値段も安くて「使い捨て」感覚があるとはいえ、他人の物を無断で持ち帰るというのは立派な犯罪です。

 

刑法235条

他人の財物を窃取した者は、窃盗の罪とし、10年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。

 

 

「やられたらやり返す」も犯罪

ビニール傘を取られてしまったので、「これは犯罪だ!警察に届けよう」というのは正論ではあります。

 

ただ、私たちは(もちろん警察も)そんなに暇ではありません。しかし、このまま泣き寝入りで新たに傘を買うというのでは、腹の虫はおさまりません。

 

それなら、『半沢直樹』ではないですが、「やられたらやり返す」。傘立てから良さそうな物を拝借して・・・。これも上記の刑法235条で犯罪行為となってしまいます。

 

自分の傘を取られたので他人の傘を代わりに持ち帰ったとして、警察に通報されて逮捕されたというケースが過去にあったようです。

 

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ビニール傘を盗まれないための実験

そこで、傘を盗まれて激しく憤った職場の数人と共同して、ビニール傘を盗まれないための実験をやってみました。

 

ネット上には、傘の盗難防止策としていろいろと上がっています。代表的なものは、

 

  1. 傘立てを使わずに持ち歩く
  2. 防水仕様のマイ傘袋を持っておく
  3. 防犯ブザーなどのグッズを活用する
  4. ヘアゴムを巻いておく
  5. 名前を書く
  6. 「警視庁」とシールを貼る
  7. 「呪」と書いておく

 

「なるほど」と思うユニークなものばかりです。でも、持ち歩くのが面倒だから傘立てには入れたいし、500円の傘を守るのにそれ以上の費用がかかる物を買うのも変だし、ヘアゴムを巻いた傘をオッサンが持つと変態扱いされるし・・・。

 

後半の5.6.7だと簡単にできるし、効果も期待できそうなので、これをマネして実験してみることにしました。

 

実験は、「個人名」「会社名」を書いた紙をテープで貼り付けるという簡単なもの。ただ、「警視庁」は本当の警察に怒られそうなのでやめました。

 

あとは、ネットにもあった「呪」。この流れで、盗めばばちが当たることをわからせるために「南無阿弥陀仏」

 

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さらに、ばちが当たるだけでなく、報復もありえるぞと脅しをかける意味で、「関東広域任侠連合」(これは実在しないことを確認しています)。

 

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結果は、「南無阿弥陀仏」が最も効果的!

「個人名」「会社名」「呪」「南無阿弥陀仏」「関東広域任侠連合」の5種類を紙に書いて傘の柄の部分にテープで貼り付けました。

 

2ヶ月間やってみましたが、結果は、「個人名」「会社名」はほとんど効果はありませんでした。わりと普通に盗まれてしまいました。

 

「呪」は1度だけ盗まれました。1文字なので目立ちにくかったかもしれません。もっと大きく書いていれば違ったかもしれません。

 

「南無阿弥陀仏」と「関東広域任侠連合」は、1度も盗まれませんでした。

 

ただ、「関東広域任侠連合」と記された紙が貼ってある傘を使うのは勇気がいります。実験でも使用する人がほとんど現れず、効果を実証するだけの使用頻度はありませんでした。

 

そうなると結論は、「南無阿弥陀仏」が最も効果的だったということになりました。

 

以上、『ビニール傘を盗まれないための最強予防策を試してみました!』でした。