吉野家・ガスト・はなまる『合同定期券』が300円。あっという間に元が取れるぞ!

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先般、何気なしに昼食をとりに吉野家へ行ったところ、テーブルに「吉野家・ガスト・はなまる合同定期券を300円で販売」という派手なチラシが置いてありました。

 

説明文を読んでみると、吉野家が80円引き、ガストが100円引き、はなまるが天ぷら1品無料、とありました。これはおトクと迷わず購入しました。

 

よくよく考えてみても、何とおトク感満載なこと。あっという間に元が取れてしまいます。使用期間は9月10日からなので、今からその利用方法を考えています。

 

 

 

吉野家・ガスト・はなまる『合同定期券』

吉野家ホールディングスが展開する「吉野家」と「はなまるうどん」、すかいらーくホールディングスの「ガスト」で使用できる『3社合同定期券』と称した共通割引券が発行されています。

 

合同定期券は、吉野家・はなまるうどん・ガストのそれぞれの店舗で販売されています。価格は300円(税込み)。

 

合同定期券を各店で提示すると、吉野家では1食あたり80円引き、はなまるうどんではうどん1杯ごとに天ぷら1品が無料、ガストでは1回の会計につき100円引きとなります。

 

使用期間は9月10日から10月21日までの6週間で、期間中は何度でも使用が可能です。購入時には3枚綴りとなっていますが、切り離して使用することも可能です。

 

単純計算で2~4回の使用で元が取れてしまいますが、せっかくの機会ですから、それぞれの店でのおトクな利用法を考えてみました。

 

 

吉野家

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期間中、丼・定食・皿・カレー1食ごとに80円引きいたします。

1回のお会計につき、店内では何食でも、テイクアウトは最大3食までといたします。

( 3社合同定期券・吉野家の説明文より)

 

吉野家の最大の特徴は、店内で食べるなら定期券1枚で何食でもOKという点です。家族4人で行ったら320円引きですから、まさに、あっという間に元が取れてしまいます!職場の同僚10人と行けば800円引き・・・。テイクアウトでも最大240円引きですから十分過ぎます。

 

私の仕事仲間の1人は、毎朝、吉野家で朝食を食べて出社しています。最安のハムエッグ定食350円が270円で6週間も食べれるので、2,400円もトクするととても喜んでいました。

 

彼はさらに、割引利回りを最大化するために、300円の豚皿並盛を昼食にすると意気込んでいました。

 

 

ガスト

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定期券1枚につき会計より100円引き!

AM10:30からご利用いただけます

ステーキガスト・Sガスト・宅配・テイクアウトではご利用できません。

(3社合同定期券・ガストの説明文より)

 

 ガストの場合、開店から午前10時30分までのモーニングタイムは使用できないことに注意しましょう。ガストでモーニングを食べている人にはメリットはないことになります。

 

ただ、吉野家のように丼・定食という主食メニューのみに適用されるのではなく、サイドメニューにも使用が可能です。

 

打ち合わせや時間調整などでガストを利用している人も多いと思いますが、その際に注文するドリンク類でもOKということです。399円のドリンクバーが299円になります!毎日行って3日で元が取れることになります。

 

他に面白い利用となると、赤白グラスワインや梅酒・紹興酒は税抜99円ですので、1杯10円以下で飲めることになります。「会社帰りに軽く1杯引っかけて」が10円以下になるわけですからおトクです。でも、少々勇気が必要かもしれません。

 

 

はなまるうどん

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1回のお会計につき、うどん1杯ごとに天ぷら1品無料にいたします 。

(3社合同定期券・はなまるの説明文より)

 

はなまるうどんの場合、他の2社の現金割引とは違って、天ぷら1品無料というのが特徴です。

 

天ぷらの種類はいろいろあって値段も幅があります。ここは、最高値の「げそ天」(定価170円)を選びましょう。実質的に170円の値引きとなりますので、吉野家やガストの値引き額を大きく上回ります。

 

うどんにげそ天のサービスで2回で元が取れます。まさに、あっという間、です。

 

 

吉野家がオファーした合同定期券

今回の合同定期券は、吉野家・ガスト・はなまるという3つのブランドで客を巡回させることに狙いがあることは明らかです。ただ、吉野家ホールディングスとしかいらーくホールディングスというライバル企業が手を組むというのは異例と言えば異例です。

 

吉野家ホールディングス傘下の吉野家は男性、はなまるは女性に人気がありますが、ファミリー層で苦戦していました。吉野家として手薄な客層へのアプローチが急務であったところ、吉野家の社長とすかいらーくの社長とが食事をする間柄であったこともあり、吉野家側から合同定期券構想のオファーを出したとのことです。

 

外食市場は前年比0.8%増にとどまるなど伸び率が鈍化しており、コンビニやスーパーの攻勢に押されている現状があります。

 

「互いに消耗戦をやっていても仕方ない」(吉野家・河村社長)ということで、タッグを組んで客数増につなげたいと意欲を示しています。

 

消費者にとっては大歓迎の取り組みですが、吉と出るか?両社の今後に注目しましょう。

 

以上、『吉野家・ガスト・はなまる『合同定期券』が300円。あっという間に元が取れるぞ!』でした。