今朝、「めざましテレビ」を何気なく見ていると、自分の名字の由来がわかる郵便局のサイトが紹介されていました。
自分の名字を入力すれば、その由来や全国で同じ名字が何人いるのかまでわかるスグレモノです。
郵便局のサイト「ニッポンの名字」を紹介するとともに、名字について少し調べてみました。
名字の由来がわかる郵便局のサイト
『めざましテレビ』で紹介されていた、自分の名字の由来を調べることができる郵便局のサイトは、『ニッポンの名字』。
郵便局は年賀状の販売促進のために、このサイトを開設しました。自分の名字を検索して由来などを楽しむとともに、自分の友人・知人の名字も調べたくなります。その相手を思い浮かべる気持ちと、年賀状を書いて出すことがマッチングすることを期待したいとのことです。
サイトのトップページの【今すぐ調べる】の欄に自分の名字だけを打ち込むと、上記のように検索結果が出てきます。
例えば、増田さんだと、全国で増田という名字の人が20万9000人いて、由来は「現長野県である信濃の大族である滋野氏・・・」ということが瞬時にわかります。
また、雪渕さんは全国で30人しかおらず、”天然記念物級”として表彰(?)されたりします。
『めざましテレビ』の木曜パーソナリティーを務めるHey!Say!JUMPの伊野尾慧さんの「伊野尾」は全国に20人。伊野尾さんは「絶滅しないように頑張ります」と笑いを誘っていました。
紹介したサイトはこちら↓↓
名字ランキング1位は「佐藤」
明治安田生命は2018年8月、同社の契約者655万人の名字を集計した「全国同姓調査」の結果を発表しています。
ランキング形式にすると以下のようになります。
1位
およそ1,887,000人
2位
およそ1,806,000人
3位
およそ1,421,000人
4位
およそ1,343,000人
5位
およそ1,081,000人
6位
およそ1,070,000人
7位
およそ1,057,000人
8位
およそ1,051,000人
9位
およそ1,034,000人
10位
およそ892,000人
身近に絶対に存在する「山田」が12位、「木村」が17位とは少々意外でした。
また、トップ100のうち、漢字3文字以上の名字は「佐々木」が13位、「長谷川」が33位に入っているのみで、その他の98種類の名字はすべて漢字1~2文字で構成されていました。
漢字4文字の名字で最多は「勅使河原」、続いて「勅使川原」、「小比類巻」、「長曾我部」となっています。
珍しい名字
数年前、天皇皇后両陛下が秩父宮ラグビー場で来られた際の有名なエピソードがあります。
試合で大活躍をした五郎丸歩選手に天皇陛下が関心を持たれ、近くにいた関係者に「それは本名ですか」と真剣に尋ねられたというのです。
五郎丸選手のほかに、プロ野球・阪神タイガーズに在籍した「源五郎丸洋(げんごろうまる ひろし)」氏はケガのために1度も公式戦に出場することなく引退しましたが、阪神ファンには今だに名前は覚えられています。
芸能人にも、剛力彩芽、貫地谷しほり、能年玲奈などは、芸名をつけずに、あえて本名の珍しい名字のままでデビューすることで高い認知度を得たケースだといえるでしょう。
「週刊現代」に「こんなにある珍しい苗字、難読苗字」が掲載されていましたので、紹介しておきます。
おわりに
どんな名字にも必ずその由来があり、先祖代々受け継がれてきた思いが込められています。
秋の夜長に、『ニッポンの名字』での検索を通して、名字という身近なところから歴史を感じてみるのも悪くはありません。
以上、『『めざましテレビ』で紹介!名字の由来がわかる郵便局のサイトで「伊野尾」を調べると全国で20人いた。』でした。