ゆるキャラの草分け的存在といえば、滋賀県彦根市の「ひこにゃん」。
2010年に行われた「第1回ゆるキャラGP(グランプリ)」で1位にも輝いています。
現在もなお大活躍の「ひこにゃん」がご当地ナンバープレートになりました。申請すれば原付バイクに「ひこにゃんナンバー」を備え付けることができるようになります。
「ひこにゃん」は現在も大活躍
「ひこにゃん」は滋賀県彦根市のマスコットキャラクター。「ひこにゃん」の愛称は1,167点の一般公募から選ばれていて、今や、ゆるキャラの草分け的存在です。
「ひこにゃん」は、彦根藩の2代目藩主である井伊直孝に縁のある1匹の白猫をモデルにしています。
戦国武士の兜をかぶっていますが、これは「井伊の赤備え」として有名な井伊家の伝来品をモデルにしています。ちなみに、今年の春のセンバツ高校野球で応援団最優秀賞を受賞した彦根東高校は、彦根藩の藩校をルーツにしていて、赤がシンボルカラーとなっていました。
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2007年に開催された「国宝・彦根城築城400年祭」のイメージキャラクターとして登場して全国的に人気を博し、2010年の「ゆるキャラグランプリ」では見事に初代1位に輝きました。
現在もなお、彦根城を中心に"出没"し、観光客から大きな歓声を受けています。
「ひこにゃん」がご当地ナンバーになった
そんな「ひこにゃん」をあしらった滋賀県彦根市のご当地ナンバープレートが、この度、完成しました。
「ひこにゃん」ナンバーは縦10cm、横20cmで一般的なナンバープレートより横幅が3cm長くなっていて、125ccまでの小型バイクなどが対象になっています。
交付は10月1日からで、既存のプレートからの交換や新規での取得の事前申請は9月18日から受け付けています。
彦根市民らの投票で選ばれたデザインは、「ひこにゃん」の顔がアップで描かれており、彦根市役所では「市のPRに一役買ってほしい」と述べています。
「ひこにゃん」ナンバーの交付
・交付開始日
平成30年10月1日(月)午前8時30分より 於・彦根市役所税務課市民係
・対象車種
原付第1種(50cc以下) ➝白色タイプ
原付第2種乙(50cc超90cc以下) ➝薄黄色タイプ
原付第2種甲(90cc超125cc以下)➝薄桃色タイプ
原付ミニカー(50cc以下) ➝薄青色タイプ
・交付対象
彦根市内に主たる定置場がある原動機付自転車を、新規登録される方、および、従来の彦根市ナンバープレートから交換を希望される方。主たる定置場とは、原動機付自転車の運行を休止した場合において主として駐車する場所をいいます。
申請方法その他詳細は彦根市ホームページを参照してください。↓
彦根市民以外でもOK
彦根市民だけが「ひこにゃん」ナンバーの交付を受けるわけではなく、原付バイクの「主たる定置場」が彦根市内にあれば、市民でなくてもOKです。
彦根市外から彦根市に原付バイクで通勤・通学している人や、彦根市在住の親戚・知人・友人で駐車可能ならばOKとなります。
以上、『ゆるキャラGP初代1位「ひこにゃん」がご当地ナンバーになったぞ!』でした。