【音楽チャンプ】琴音さんが歌った7曲への審査員菅井の深~いコメント

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日曜日夜の『音楽チャンプ』が終了してしまいました。

 

本格的な歌のオーディション番組として期待していただけに残念です。

 

でも、琴音さんという逸材を発掘できたことは大きな功績です。

 

年明け以降は、琴音さんの歌と辛口審査員で鳴らす菅井秀憲氏の深~いコメントで成り立っていたような気がします。

 

琴音さんが番組で披露した曲は7つ。琴音さんが歌った7曲への菅井氏のコメントを総まとめしてみました。

 

 

 

《琴音さんとは?》

琴音(ことね)さんは、新潟県長岡市在住の高校1年生、16歳。


小さい頃から内気な性格で笑顔が苦手だったという琴音さんは、小学4年生の時に勇気を振り絞って参加した地元のカラオケ大会で優勝し、歌で認めてもらえる喜びを知ります。

 

言葉で自分を表現することは大の苦手だけど、歌ならばメロディーにのせて伝えることができるとわかり、歌にのめり込んでいきます。

 

歌詞を自分のなかで消化し、独特のハスキーボイスで楽曲の世界観を表現していきます。最初に耳にした時は、鳥肌がたつほど感動しました。

 

琴音さんは、地元新潟でライブ活動をしたり、自前でCDを作製したりしていましたが、2月に全国デビューを目指して『音楽チャンプ』に挑戦しました。

 

 今年(2018年)7月11日、琴音さんのミニアルバムがリリースされることになりました!

いよいよメジャーデビューへの道を力強く踏み出した琴音さんを応援する記事を書いていますので、是非、ご覧下さい。

www.iwgpusnever.com

 

《2月4日放送 『ひまわりの約束』》

『音楽チャンプ』初登場です。現チャンプに挑戦すべく、まずは予選第1回戦の菅井氏のコメントです。

 

一言で言うと、琴音劇場を見せてもらった感じがする。要するに、ステージを全部、もってっちゃいました。普通は「歌詞を分かるように喋って」と常に言うんだけど、あなたの場合は、物凄く暗いんだけども優しさを感じるんですよ。声にね、優しさの中に強さも見えるんですよね。優しさと強さが混在してどろどろして見えてる

これから人間ってなんなんだろうか、人とのコミュニケーションってなんなんだろうか。でも、私のこのナイーブさって、物凄いオリジナリティだと思うし、ナイーブなことは決して、悲観することでもなく、ネガティブになることでもなく芸術家ってそういう人も多いので、芸術的な音楽をやっていけるんじゃないかなって思いました。

 

 

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《2月4日放送 『空と君のあいだに』》

予選1回戦を突破し、チャンプへの挑戦権を賭けて歌いました。

 

僕は常に思うんですけど、悲しい歌ほど笑って歌えって。楽しい歌ほどそのまま笑うなって。そういう逆ってあるじゃない。悲しいから悲しまま歌っていいのか、もしかしたら楽しいけど、心は泣いているかもしんない。なぜそれを感じるかというと、最初から最後まで悲しい顔して歌っているのよ。そういう世界にいけるイマジネーションを持っている。歌詞の読み込みをもっとして、間違った発声法でもいいから歌ってみたらって僕は思うけどね。

 

本番前に発声練習をする琴音さんですが、それに菅井氏が特にコメントしました。

 

僕、いつも気になるのが、そこでやる発声練習がすごい独特な時間で、アレがすごい芸術だといつも思ってて、あの発声練習でなんかCDでも作ったら、「なんだこの発声練習!?」って思うぐらい面白い

 

 

《2月4日放送 『Hello,Again~昔からある場所~』》

そして、いよいよ現チャンプとの一騎打ちです。曲は、番組から指定された課題曲となります。

 

音にのせて表現するのが上手なんだと思う。じゃあ、もっとこの音で表現できるようにね、言葉わかんなくてもついでに聞いとく「リグレット」って何?


琴音:後悔

 

そうやんな、その後悔さをちゃんと音にのせられればスゴイ歌手にならない?常に常に評価される前に上を目指せばいいわけで、評価される前に上を目指したほうがいいと思うんだよ、そしたら僕たちはもっとあなたに惹かれると思うんだよ。十分、その素質はある

私達がこう笑ったり泣いたり、あっと驚いてしまって、ここで何も点数を入れるのも忘れるぐらい絶句してしまうような歌を歌ってほしい。そういう番組になればいいなとボクはいつも思ってます。

 

琴音さん、現チャンプを破り、新チャンプに。次週からはチャンプとして挑戦を受ける立場になります。

 

《2月11日放送 『明日への手紙』》

チャンプとして初防衛を賭けて歌いました。

 

幻影のような声にも関わらずものすごく芯がある。声の芯ではなく、精神自体の芯だと思う。音無き所に音がどんどん聴こえてくるような気がして、時空を操れる女の子だと思います。

彼女は多分、自分の為にうたっている。人のために歌えってよく言うんですけど、それはコントロールであって、自分のためにうたっていくべき。あなたが自分の為に歌うことで、ここまで周りの人に響かせられるのは奇跡だと思います。 

《2月25日放送 『魂のルフラン』》

チャンプとして2回目の防衛戦です。アップテンポの曲で大苦戦となりました。

 

あなた、もしかしたら、こういうシンコペーションのリズムに乗るということが、まだ君の世界観にはないのかな。

リズムってとっても大切なもので、こういうリズム感がやってきた時に、あなたはそれを押し通して、そのリズムは関係ないのよ、私、この歌で全然成立するもん、聞いてください、っていうところも中途半端でやりきっていない。だから、もっと伸びしろがあると思っている。

君は巫女さんみたいに幽体離脱してその世界に行く、そういう風な感じで歌う部分は神秘的で好きなんだけど、それで補えるかっていうところまで持ち上げていかないと、売れなくなってしまうんじゃないかと思うんです。

 

 

《3月4日放送 『花』》

3回目の防衛戦。

 

「もしもあな、た」ってあるじゃない。僕、それ、凄いいやなんだけど、あなたのは許せるんだよね。言葉の途中で切っても許せるのよ。なぜか、ずっと考えていて、あなたは止めているけど手放してはいないんだなその言葉って思ったのよ。だから、切っているようで切っていないんだよね。流れて聞こえる。

あなたにとって言葉って人とのコミュニケーションなのかなって。普段は無口かもしれない、歌っている時が一番、しゃべれている時なのかなって、それって天才肌だなって思う。モリクミ(森公美子)さんが「憑依体質」って言ったけど、僕はあなたの人とつながりたい祈りなんじゃないかなって感じる。あなたの歌は祈りに近いんだよね、特にバラードは。このまましばらくいな、でもいつかね、爆発するとき来るよ、君の中で。

 

 

《3月11日 『糸』》

4回目の防衛戦。これに勝てば見事にグランドチャンプです。

 

彼女の歌の中には、前々から感じていますが、フレーズとフレーズの間のブレスでドラマを作る人だなと感じています。それは、皆さんに求めていること。たくさんの人に聴いてもらいたいです。何をかと言うと、貴方の歌を聴いて、言葉と言葉の間の音符のない所でさえ音楽だということ。僕がここで何回も言ってきたこと。音が鳴っていないところで音楽を作らないと音楽は成り得ない。

貴方が発する言葉が、イマジネーションとして、僕たち1人ひとり思い浮かぶ絵は全然違うけれど、共通感覚として貴方のその中に一緒にいたいんです。貴方が「紫」と言うと、田中さんの「紫」と僕の「紫」は違う「紫」だけど、違う「紫」だけど、一緒に貴方といられる。

世間に問いかける、こうじゃないですか、人間これでいいんですか?を考えさせられる。それがどの力から来ているのか、これは僕にも解明できない。これは、今後、プロとしてでも、何でも聴いて頂いてください。その方たちに、貴方の歌を知ってもらってください。

 

 

 

 

《まとめ》

琴音さんが番組で歌った7曲、それぞれの菅井氏のコメントでした。

 

改めてまとめてみると、ダイアモンドの原石を見つけた菅井氏が一生懸命に磨き上げようとしていることがよくわかります。

 

番組は終了して、スペシャル番組を随時放送ということなので、琴音さんの成長と菅井氏の深~いコメントに今から期待したいです。

 

以上、『【音楽チャンプ】琴音さんが歌った7曲への審査員菅井の深~いコメント』でした。