ローソン『悪魔のおにぎり』vsセブン『コンビニ史上最強のサンド』美味いのはどっち?

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世の多くのお父さんと同じく、昼食はコンビニ弁当が大半です。もう、すっかり飽きてきているのですが、ここにきてテレビやネット上で話題の商品に少しウキウキしています。

 

それは、コンビニの2代巨頭が時期を同じくして発売したおにぎりとサンドイッチ。

 

ローソンの『悪魔のおにぎり』とセブンイレブンの「コンビニ史上最強のサンド(商品名はローストビーフサンド」)です。

 

いずれも品薄状態でしたが、ようやく2つを食べ比べることができました。

 

さあ、美味いのはどっち?

  

 

ローソン『悪魔のおにぎり』が販売数トップ

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ローソンが10月16日に発売した『悪魔のおにぎり』(110円税込)が、これまでローソンで最も売れていたおにぎり「シーチキンマヨネーズ」を抜く記録的な売上げとなっているようです。

 

そもそもは2018年6月30日放送の『世界一受けたい授業』で、南極基地に勤務した料理人が作り、食べた人が「悪魔のおにぎり」と称したおにぎりが紹介されたことがきっかけでした。

 

ネット上で大きな話題となり、ローソンもそれを参考に商品開発に踏み切ったといいます。

 

『悪魔のおにぎり』と聞いて、最初はデーモン閣下のプロデュースかと思ってしまいました(笑)。

 

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『悪魔のおにぎり』を食べてみた

実際に会社近くのローソンでは既に売り切れ。別の店舗を回ってようやく3軒目にしてゲット。それも最後の1個という状況でした。

 

ローソンの公式サイトによると、

「おいしすぎてついつい食べ過ぎてしまう」ことから名付けられた「悪魔のおにぎり」!白だしで炊き上げたご飯に、いか天入りの天かす・青のり・天つゆを混ぜ込んだ、うまみたっぷりのおにぎりです。

と自画自賛です。

 

食べてみると、まずは天つゆの甘みが口の中に広がり、そこに天かすの油のうま味がブレンドされていくような感じ。青のりのにおいも加わり、油っこくもなくあっさりし過ぎでもなく、ちょうどいい加減です。

 

値段も110円と他の種類のおにぎりと同じ価格帯なので、つい2つ3つと手が出てしまうのもよくわかるというものです。

 

朝の情報番組『とくダネ』でも紹介され、出演者が試食していました。古市憲寿(社会学者)は「たぬきうどんにごはんをつけたような感じですね」と言い、MCの小倉智昭は「僕は普通のおにぎりの方が好き。僕は混ぜご飯より、白いご飯が好きなので」ということでした。

 

 

セブン『コンビニ史上最強のサンド』が再び

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セブンイレブンの「ローストビーフサンド(山わさびソース)」(399円税込)が2018年11月1日から順次、各店で販売されます。

 

実はこの商品、以前にも期間限定で販売されて大人気を博した一品です。

 

「セブンのローストビーフサンド、コンビニサンドイッチ史上最強に美味いのでいっぺん試してくれ。400円と値段は高いが納得はいく!」

 

「セブンの肉たっぷりのローストビーフサンド、これは悪魔の食べ物だ」

 

などと、大絶賛されていました。

 

今回も期間限定での販売です。ちなみに沖縄では販売の予定はないようです。

 

 

『コンビニ史上最強のサンド』を食べてみた

会社近くのセブンでは、すでに実績のある商品であるからなのか、ズラリと棚に並べられていて、難なく買うことができました。

 

セブンイレブンの公式サイトでは、

しっとりした食感で肉のうま味が感じられるローストビーフのサンドイッチです。ツンとした辛さの山わさびソースで味付けました。

とローソン『悪魔のおにぎり』に比べて控えめな紹介です。これは自信の表れか。

 

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手にとって感じるのは、少し重みを感じるほどローストビーフが詰まっていることです。開けるとこぼれ落ちそうなくらいです。

 

レタスはリーフレタスなので食感なく控えめで、それがなおさら肉のうま味を強調します。ローストビーフは歯切れの良い食感で、余計な味付けがされておらず、とても食べやすいです。

 

そして、何と言っても、ツンと刺激する山わさびソースは独特のピリピリ感ですが、これが肉のうま味とほどよくマッチでしています。わさびが苦手な人でも、美味しく感じられると思います。

 

食べた人はたいてい、「やばっ、このわさび味、クセになるそう」が第一声です。

 

「コンビニのサンドで400円は高いなあ」と最初は思いましたが、これと同じ物がカフェで出てきて1000円とられても不思議ではないです。

 

 

おわりに

2つを食べてみて、美味いのはどっちか?

 

貧乏サラリーマンが昼食に選ぶには、文句なしに『悪魔のおにぎり』です。でも、午前中に何か良い事があったら、たまには『史上最強のサンド』を買うでしょう。

 

お金はいいからどちらかを選べと言われれば、迷うことなく『史上最強のサンド』です。

 

以上、『ローソン『悪魔のおにぎり』vsセブン『コンビニ史上最強のサンド』美味いのはどっち?』

自動車学校でドローンの講習を受けると大きなメリットが得られる!

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ドローンの操縦方法を学べる講習を行う自動車学校が増えてきていると聞きました。 

 

動画撮影や農作業、宅配便への活用などドローンの需要が高まっているなか、実技を学ぶ機会を提供するのが狙いだそうです。

 

そして、その自動車学校の講習を受けると、大きなメリットが得られるということをご存じでしょうか?

 

 

なぜ、自動車学校がドローン講習を?

全国の指定自動車学校の数は右肩下がり。1988年には約1500ヶ所あった自動車学校は、2016年には200ヶ所あまり減って約1300ヶ所になってしまいました。年間の卒業生も約260万人から約160万人にまで落ち込みました。

 

人口減少・少子高齢化が進んで若い世代の絶対数が減少しました。また、その減少した若い世代の自動車運転免許保有率も右肩下がり。若者の自動車離れは、自動車学校の経営を圧迫しています。

 

そのような自動車学校がドローン講習を行う理由は何でしょうか。

 

そもそも自動車学校には、ならではの強みがあります。教習コースを有しているので大きな敷地が確保されていますし、交通法規を学ぶ教室もあります。さらに、まったくの初心者を教育してきたノウハウも蓄積されています。

 

ドローンを飛行させるのに十分な敷地があるという設備面のメリットのほかに、自動車の教習で培ってきた人的なノウハウを活かせば、ドローンについても十分な講習が実施できるというわけです。

 

自動車学校の生き残り戦略とはいえ、「陸とともに空の交通安全を自動車学校が担っていく」と関係者の鼻息は荒いです。

 

 

自動車学校のドローン講習

自動車学校が実施するドローン講習は、ドローンの飛行のガイドラインの策定や操縦者の育成を推進している「一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)」が作成した教育プログラムに沿って実施されます。

 

講習は自動車の教習をしていない空き時間を活用して、学校の敷地内で受講生はドローンの操縦を学びます。上空での旋回やGPSなしでの操縦、自動での航行など10時間以上の飛行訓練が行われます。

 

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さらに、ドローン自体の仕組みや航空法・電波法などの法律、気象や環境などについての講習を教室で受けることになります。教室での講習は6時間以上となります。

 

全体の講習期間は、学校によって異なりますが、だいたい4日間から7日間となります。気になる受講料ですが、20万円~30万円というところです。

 

講習をすべて終えると、「JUIDA」認定の証明書が発行されます。実は、この証明書によって大きなメリットが得られるのです!

 

 

ドローン講習証明書のメリット

ドローンを飛行させる際には、様々な法律による規制を受けます。例えば、空港周辺や地上150メートル以上の上空、建物や人から30メートル未満の人口密集地など、制限されている場所での飛行には国土交通省へ飛行申請を行い、許可をもらわないといけません。

 

国土交通省は2017年4月から講習内容や管理体制などの要件を満たした講習団体を航空局のホームページに掲載しています。

 

このホームページに掲載されている自動車学校のドローン講習受講の証明書があれば、飛行許可申請の際に、本来なら必要とされる操縦の知識や能力に関する確認が簡略化されることになっています。

 

役所への申請手続きはどんな種類のものであっても面倒なものです。ちょっとした不備でも許可されなかったという経験は誰にでもあるでしょう。

 

それが証明書さえあれば、手続きが簡略化されてスムーズに進むというのですから、大きなメリットだと言えるでしょう。

 

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想像するもう1つのメリット

ドローンの需要は今後も増大していくことは確実です。「JUIDA」認定の証明書の取得者は2018年7月1日時点で5000人ほど。

 

今、ドローンは空撮や農作業、点検などの用途で活用されていますが、将来的には物流などサービス市場を中心に拡大が見込まれており、10万人以上の規模の操縦者が必要となってくるとの指摘があります。

 

現在、ドローンの操縦について免許制とはなっていません。しかし、操縦者が増加していくにつれて様々な問題がおこり、結果として免許制が導入されたとしても不思議ではありません。

 

その時、「20××年以前に証明書を取得している者には自動的に免許が与えられる」とならないとも限りません。

 

そうなれば大きなメリットがもう1つ増えることになります。まあ、勝手に想像している域を超えていませんが。

 

以上、『自動車学校でドローンの講習を受けると大きなメリットが得られる!』でした。

解放された安田純平氏が果たすべきは「自己責任」ではなく「説明責任」だ。

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シリアでイスラム系組織の拘束され、約3年ぶりに解放されたフリー・ジャーナリストの安田純平氏の「自己責任」論について、有名人をも巻き込んで大きな議論となっています。

 

自己責任が及ぶ範囲が問題となりますが、安田氏はすでに自己責任は果たした、いや、果たさざるを得なかった、と言えると考えています。

 

しかしながら、今後、安田氏は自らとった行動についての説明責任を果たすことが強く求められますし、個人的にはとても注目していきたいと思っています。

 

 

自己責任の一般論

まず最初に断っておきますが、私は安田純平氏に対してあまり良い感情は持っていません。その理由を述べることは本論からずれてしまうので割愛しますが、そうした個人的感情を抜きにして冷静に議論したいと思っています。

 

さて、自己責任についてです。ここで、窃盗事件が頻繁に起こっている地域があり、警察が盛んに戸締まりなどの注意を呼びかけていたにもかかわらず、窓の鍵をかけ忘れて外出して空き巣に入られ、家の中の貴重品が窃盗にあったケースを考えます。

 

まず、窃盗にあった家の住人の自己責任の内容はどのようなものでしょうか。それは、家の中にあった貴重品が持ち去られ、換金されたり、消費されてしまって、取り戻すことが不可能になる危険性が発生することです。

 

そして、ここで大切なポイントは、窃盗にあった住人の自己責任を理由に、警察官の職務怠慢が正当化されたり、捜査費用の負担を求めたりすることはなく、また、窃盗犯の刑罰が軽減されたりするわけではないということです。

 

つまり、注意せよと言われていたのに戸締まりを怠ったために貴重品を盗まれてしまったことが、この住人の自己責任の及ぶ範囲だということです。

 

 

安田純平氏の自己責任

安田純平氏は過去にも数回にわたって拘束されており、日本政府も危険地帯への渡航を制止していたにもかかわらずシリアに渡り、イスラム系武装組織に拘束され、多額の身代金を要求されました。

 

今回の安田氏の場合の自己責任が及ぶ範囲はどこまででしょうか。一般論をあてはめると、日本政府の制止を振り切ってシリアに入り、武装組織に拘束され、人質として約3年もの間、「地獄のような生活」(安田氏の言葉)を強いられたこと、になります。

 

そして、安田氏の自己責任を理由に、救出に要した費用やカタールが肩代わりしたとされる身代金の負担を求めることはなく、シリアの武装組織の罪の重さが軽減されることはないのは、前段の一般論の通りです。

 

つまり、日本政府の制止を振り切ってシリアに行った結果、「地獄のような」人質生活を3年間もさせられたこと、(安田氏本人が悔しがっている)取材用のカメラなどの所持品がが没収されたことが、安田氏の自己責任の及ぶ範囲だということですので、すでに自己責任は果たしている、いや、果たさざるを得なかったと言えるでしょう。

 

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人質解放に向けた努力は政府の責務

主にネット上では、安田氏解放に向けた努力を政府が行った際の費用などを負担させるべきだとの意見が多く見られます。

 

こうした費用の負担を求めることは、安田氏の自己責任の及ぶ範囲ではないことはすでに述べました。

 

日本にある省庁はすべて、設置法が存在の根拠となっています。「~という責務を果たすために○○省を設置する」という法律です。

 

今回の場合は外務省設置法になります。同法第4条第9号に、「海外における邦人の生命及び身体の保護その他の安全に関すること」とあります。

 

つまり、海外において日本人を守ることは外務省が設置されている理由でもあるのです。したがって、政府批判をする人であろうと、非社会的勢力の親分だろうと、日本人である限り、その保護に全力を尽くすことが政府としての責務ということになります。

 

要は、政府の解放に向けた努力は、安田氏の自己責任の議論の枠外ということになるわけです。

 

 

安田純平氏の道徳的責任

安田氏が自己責任を果たしたとするならば、もう果たすべき責任はないのでしょうか。

 

ネット上では「まずは謝れ」的な意見が多いです。解放に向けて多くの人々、組織が動いたのだから、まずは謝るべきだと。「高須クリニック」の高須克弥氏にいたっては、「まず『恥ずかしながら』と謝りなさい」と言っています。

 

まあ、謝らないより謝った方がいいに決まっていますし、それは礼儀作法のようなもので、謝罪したからといって何がどうなるわけでもありません。

 

ただ、安田氏が「日本政府が動いて解放されたかのように思う人がおそらくいるんじゃないかと。望まない解放のされ方だった」と述べていますが、これは論外。

 

日本政府が動いたのは事実だし、カタールやトルコも仲介をしてくれたのも事実。この点についての感謝の言葉くらい発しないと、人間性が疑われます。ニュースキャスターの安藤優子氏も「安田さんの言葉でおっしゃるべきことなのかな」と苦言を呈しています。

 

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果たすべきは説明責任

今後、安田氏が果たすべきなのは説明責任です。道徳的責任よりずっと重要です。

 

ネット上には安田氏を擁護する意見も多く見られます。中でも秀逸だったのは、メジャーリーガーのダルビッシュ有選手。

 

「危険な地域に行って拘束されたのなら自業自得だ!と言っている人たちにはルワンダで起きたことをよく勉強してみてください。誰も来ないとどうなるかということがよくわかります」と1994年のルワンダ大虐殺を例にあげてい持論を述べていました。

 

ダルビッシュ選手のみならず安田氏擁護論の中心は、ジャーナリストの使命とでも言うべきものです。

 

ジャーナリストが危険を顧みず紛争地帯に取材に入り、そこで起こっている凄惨な出来事を世界に伝え、そのことで国際社会が改善に動き出した例はいくらでもあります。だからこそ、外国の中には拘束されたジャーナリストを英雄視するわけです。

 

安田氏も、内戦状況にあるシリアで起きていることを世界に伝えたいとの思いがあったのでしょうし、そのことは十分に理解はできます。

 

それでは、無理してシリアに入って、どのような成果があったのか、世界に伝えなければならない内容とは何なのか、が次に問われてきます。つまり、説明責任です。

 

安田氏の伝える内容・成果が、もし「悲惨な人質生活の実態」でだったら笑止千万。もう何度も人質になっているのに、今回の内容も人質になったことしかないのであれば、ジャーナリスト失格の烙印を押されても仕方ないでしょう。

 

今は静養に努めてもらい、健康が回復されたら、早急に説明責任を果たしてほしいと思います。安田氏が何を伝えるのか。個人的にとても注目しています。

 

以上、『解放された安田純平氏が果たすべきは「自己責任」ではなく「説明責任」だ。』でした。

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「折れた骨は前よりも強くなる?」「いえ、元の状態に戻るだけです」

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腕を骨折した会社の同僚が、とても明るい表情で「折れた骨は前よりも強くなる」と言い切っています。

 

確かに、子どもの頃からそのような話はよく聞いてはいましたが。

 

そこで、かかりつけの整形外科医に聞くと、これまた明るい表情で「いえ、元に戻るだけです」ということでした。

 

一種の都市伝説のようなものだったのですね。

 

 

折れた骨は前より強くなる?

腕を骨折して会社を休んでいた同僚が、ギブスをはめた状態で出社してきました。その痛々しい姿に、鬼軍曹の異名をとる上司も「おい、まだ無理するなよ」と優しいお言葉。

 

対する同僚は「大丈夫でーす」とやたら明るい返事。落ち込んだところがまったくないので、その理由を尋ねると、「折れた骨は前より強くなる」からだと。草野球チームで投手をしている彼は、「治ればもっと速い球が投げられる」とも。それを聞いた一同は「・・・」。

 

確かに、小学生くらいの頃、骨折したクラスメイトに担任の先生が「骨は折れても回復すると、以前よりも強く頑丈になるんだ」と言っていたような記憶があります。これって、骨折した子どもへの激励の言葉に過ぎないはずでしたが。

 

そこで、かかりつけの整形外科医に聞いてみたところ、「いえ、元の状態に戻るだけです。前より強くなったり、頑丈になったりすることはありません」という明快な回答が帰ってきました。

 

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折れた骨の強度は以前と同じ

それでは、以下、その整形外科医の説明です。

 

骨の中には生きた細胞があり、骨折しても以前の状態に戻す能力を備えています。それは広く知られていることですが、その強度は骨折以前のものと同じで、骨がより強くなったり、太く頑丈になることはありません。

 

折れた骨がくっついていくプロセスで、「仮骨(かこつ)」という骨の欠損部分をつなぐために新たに生成された不完全な骨組織ができますが、これがレントゲンなどで見ると太く映し出されます。これが、「折れた骨は前より強くなる」説の出所かもしれません。

 

医師はレントゲンを用いて何度が骨の治り具合をチェックしますが、その時に「仮骨」が出来て太くなっているレントゲン写真を見た患者が、「おお、前よりも太くなっている」と喜び、やがて「おおー、強く、頑丈になっている」と早合点したことが想像されます。

 

もちろん、医師が「強い骨が出来ました」などと言うはずはありませんが、「はい、治りました」という医師の言葉とともに「仮骨」で太くなったレントゲン写真を思い出して患者がそう思い込んでしまうことは、いかにもありそうなことです。

 

 

運動してこそ骨は強くなる

骨折してギブスをはめた生活は不便そのもの。暗くなりがちな生活の中で、同僚のように「骨が強くなる」と思い込んで、少しでも気休めになれば、それはそれでいいと思います。

 

ただ、正しい知識は頭に入れておかないといけません。強い骨を作るには、運動をして骨に負荷をかけていくほかはありません。

 

例えば、片足立ちを1分間ずつ、2~3セットやるだけでも骨は鍛えられるようです。

 

以上、『「折れた骨は前よりも強くなる?」「いえ、元の状態に戻るだけです」』でした。

「悪質タックル問題の日大」と「不正入試問題の東京医大」の入試影響を予想する

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今年前半は「日大の悪質タックル問題」、後半は「東京医大の不正入試問題」がそれぞれ社会問題に発展し、大きな議論となりました。

 

日大と東京医大はいずれも受験生には人気のある名門校。

 

2019年の入試に問題の影響はあるのか否か、受験生ならずとも気になるところです。

 

そこで、両大学の入試への影響について、『週刊ダイヤモンド』が行った「塾・予備校向けアンケート調査」をもとに予想します!

 

 

悪質タックル問題の日大

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アメリカンフットボールの選手が試合中に相手チームの選手に対し、悪質なタックルで負傷させた問題が発覚した当初、日本大学の本部に抗議の電話が鳴り止まなかったといいます。

 

問題は日大の経営体制の批判、ひいてはスポーツのあり方まで議論が及んだことは記憶に新しいところです。

 

現在では事態は沈静化しているようですが、イメージダウンは避けられず、これが2019年入試にどのような影響を与えるのでしょうか。

 

『週刊ダイヤモンド』の「塾・予備校向けアンケート調査」の「志願者数」「合格者の入学者数」の数字から予想していきます。

 

「志願者数」は減少

  • 全体的に減る     36%
  • 一部の学部で減る   21%
  • 全体的に変わらない  36%
  • わからない        6%

 

「全体的に減る」36%、「一部の学部で減る」21%と、志願者数は減少するという見方が過半を占めています。

 

日大ブランドのイメージが大きくダウンしたため、保護者や高校関係者が受験生に日大を勧めないこと、「日東駒専」と同じ難易度に代わりの大学が多いため、大幅減の可能性も指摘されます。

 

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「合格者の入学者数」も減少

  • 全体的に減る     34%
  • 一部の学部で減る   20%
  • 全体的に変わらない  37%
  • わからない        9%

 

合格者の入学数でも「全体的に減る」34%、「一部の学部で減る」20%と、こちらも減少するという見方が過半を占めます。

 

これもイメージダウンした結果、日大と他大学にダブル合格した場合、日大の優先順位は下がることが確実視されています。

 

それでは、日大に合格した受験生はどこへ流れていくのでしょうか。複数の大学に合格した際の進学先で、日大は「日東駒専(日大・東洋大・駒澤大・専修大)」の最上位にランクされていましたが、少なくとも2019年は、東洋に最上位の座を譲り、駒沢・専修と同格か下がることも大いに予想されます。

 

ただ、「日東駒専」は横並びで語られることが多いため、体質的に似た校風だと思われて、成蹊や成城、明治学院などスマートなイメージの大学にシフトすることも考えられます。

 

一方、医学部と生物資源科学部獣医学科は学部の性質上、特段の影響はないと見られています。

 

 

不正入試問題の東京医大

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文部科学省官僚の汚職の舞台となり、さらには、入試の際に女子と多浪生を不利に扱っていたことが発覚した東京医大。

 

問題は他の医大にも波及し、女性医師の教育のあり方にまで議論が発展し、今もなお大きな問題として議論されています。

 

「志願者数」は変わらず

  • 減る      36%
  • 変わらない   36%
  • 増える       6%
  • わからない     9%

 

志願者数は「減る」と「変わらない」が共に36%。ブランドイメージが大きくダウンして、男女を問わず高学力層の志望が顕著に減っているといいます。

 

その一方で、イメージダウンを嫌う受験生が一定数はいるものの、倍率が下がることを見越して受験する生徒が増えるとも予想できます。

 

これは、医師になるには医学部に入学する以外に選択肢がない以上、医学部のある大学の数が限られている現実が如実に反映しているといえるでしょう。

 

「増える」の予想の根拠としては、不正が発覚したことで、今年はさすがに公平な入試になるだろうとの期待が女子を中心に高まることがあげられます。

 

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「合格者の入学者数」も変わらず

  • 減る      18%
  • 変わらない   71%
  • 増える       0%
  • わからない    12%

 

合格者の入学数では「変わらない」が71%を占めています。大学のイメージダウンは気になるものの、大学は医師になるという目標を達成するための手段に過ぎないという割り切った考えが根底にあるということです。

 

ただ、複数の大学に合格した場合には、躊躇なく他大学を選ぶ受験生も一定数いることも確かでしょう。

 

流れる先としては、東京医大は私立旧制医専校として昭和大学、東邦大学、日本大学などと並んでいましたが、優先順位が下がることは確実です。

 

日大も「悪質タックル問題」でイメージダウンしているので、昭和・東邦への流れが加速することが考えられます。

 

特に、女性医師問題の関連を考慮すると、旧制女子医専だった東邦に女子受験生が視線が向かうとの見方が強くなっています。

 

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以上、『「悪質タックル問題の日大」と「不正入試問題の東京医大」の入試影響を予想する』 でした。 

「時短・磨き残しなし・気持ちいい」が揃った歯ブラシ『ザ・プレミアムケア』をおススメします。

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「歯磨きは欠かしたことはないのに・・・」とお悩みの方。

 

小さなヘッドのタイプの歯ブラシを使っていませんか?

 

実は、小さなヘッドの歯ブラシでは、バス法やスクラッピング法などのブラッシング技術を使い分ける必要があることをご存知でしょうか?

 

その技術がないと、かえって磨き残しが多くなってしまうことがあります!

 

でも、技術を使い分けるなんて面倒くさそうですよね。

 

そういう方に是非、おススメしたい歯ブラシが『ザ・プレミアムケア』です。「時短・磨き残しなし・気持ちいい」の3拍子が揃った極上の歯ブラシです!

 

 

ヘッドの小さい歯ブラシが主流だが・・・

過日、かかりつけの歯科医で差し歯の調整をしに行った際、

 

「歯、ちゃんと磨けていませんね。磨き残しが結構あります」と言われ、ビックリ仰天しました。

 

私はここ数年は電動歯ブラシでしっかり歯磨きをしていたので、自信があったのですが・・・。そのことを歯科医に言うと、

 

「電動歯ブラシはヘッドが小さいので、時間をかけて正しいやり方でしないと、どうしても磨き残しが出るんです」

 

「電動歯ブラシもそうですけど、今は、ヘッドの小さい歯ブラシが主流ですが、私は逆に、ヘッドの大きいこの歯ブラシを勧めているんです」

 

と渡されたのが『ザ・プレミアムケア』でした。

 

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「点」から「面」への歯磨きへ

ヘッドの小さい歯ブラシは、1本1本歯を磨く「点」の歯磨きが基本となります。

 

そして、歯と歯肉の境目に45度の角度で歯ブラシの毛先を入れるバス法と歯面に対して90度の角度で毛先をあてるスクラッピング法とを使い分ける必要があります。

 

しかし、それだと、時間もかかるし、とても面倒でもあります。大半の人は時間も技術もなく、結果的に磨き残しが多くなってしまいました。

 

そこで、開発されたのが『ザ・プレミアムケア』。

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ヘッドの面積を従来の2倍、毛穴と毛量は倍以上にし、数本の歯を一気に歯垢除去できる「面」の歯磨きを可能にしました。

 

ヘッドが大きく毛量が多いと、歯との接触面積が広くなります。つまり、歯磨きしたいポイントの隅々まで毛先を合わせて、しっかりと歯垢を取り除くことができるのです。

 

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気持ちいい磨き心地

この『ザ・プレミアムケア』だと、特に何かを意識することなく普通にブラッシングするだけです。

 

しかも、歯ぐきをあたるソフト毛と、歯面をしっかり磨くハード毛のコンビネーションが巧みで、とても気持ちいい磨き心地となります。

 

それでいて、歯垢除去もバッチリ。ツルツルの歯になります。

 

朝の忙しい時、ちゃちゃっと歯磨きして歯垢もしっかり取り除きたいという贅沢な望みを叶える歯ブラシです!

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値段はやや高めです

ヘッドの小さい歯ブラシの売れ筋が100円前後であるのに対し、『ザ・プレミアムケア』は税込み250円以上と高めになっています。

 

しかし、これまでご紹介してきた良さがクチコミで拡散し、今や歯ブラシ市場を牽引していると言っても過言ではありません。

 

従来の一般的な歯ブラシと比較したCMをBS放送を中心に流しており、「素早く磨ける」「気持ちが良すぎる」と人気急上昇中です。

 

ご紹介した『ザ・プレミアムケア』はこちらから↓↓

 

以上、『「時短・磨き残しなし・気持ちいい」が揃った歯ブラシ『ザ・プレミアムケア』をおススメします』でした。

安田純平さんの突然の解放は、サウジ人記者殺害事件と関係があった?!

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シリアで3年近く拘束されていた日本人ジャーナリストの安田純平さんが、何の前触れもなく突然、解放されました。

 

まずは、安田さんの無事を喜びたいと思います。

 

しかし、なぜ、今のタイミングで突然の解放となるのか、大いに疑問に感じるところです。どうやら、その答えは、トルコ・イスタンブールで起きたサウジ人記者殺害事件と関係がヒントになりそうです。

  

 

安田純平さん、突然の解放

菅義偉(すがよしひで)官房長官は23日深夜、首相官邸で緊急記者会見し、内戦下のシリアに2015年に入り、国際テロ組織アルカイダ系の「シリア解放機構」(旧ヌスラ戦線)に拘束されていたとされるフリージャーナリスト安田純平さん(44)=埼玉県入間市出身=とみられる男性が解放され、トルコ国内で保護されているとの情報があると発表した。旧ヌスラ戦線の関係者も23日、本紙の電話取材に「解放は事実だ。カタールが仲介した」と認めた。 (「東京新聞」より引用)

 

何の前触れのない突然の解放劇にとても驚きました。そして、なぜ、今この時期での解放なのか? との疑問がわいてきます。

 

その疑問を解くヒントは、東京新聞から引用した記事中の旧ヌスラ戦線関係者の「カタールが仲介した」との言葉にあります。

 

 

安田純平さんの身代金はカタールが支払った?

人質事件が起きると、決まって次のような声明が発せられます。

 

「テロリストとは交渉しない」

 

これは、身代金を要求したり、政治的要求を突きつけるテロ組織に対し、世界各国が口を揃えて発するメッセージです。

 

テロリストの要求を1度でも飲んでしまえば、味をしめて次から次へと同じような事件を起こすことになるからです。

 

しかしながら、その人質たちの一部は解放されています。事実、安田純平さんは無事に解放されました。なぜか?水面下で巨額の身代金が支払われていると理解するのが一般的でしょう。一説には1人当たり数億円から30億円が支払われるとも言われています。

 

もちろん、「テロリストと交渉」したことを認めるわけにはいかないので、各国政府は身代金の支払を表向きは絶対に否定します。安田さん解放に際しての日本政府も「解放に条件はなく、身代金の支払いもない」と正式にコメントしています。

 

しかし、在英のシリア人権監視団のアブドルラフマン代表は安田さんの解放について、「多額の身代金が支払われた。身代金は日本ではなく、カタールが支払った」と述べたと時事通信は報じています。

 

執筆の際に参考にしました。↓↓

人質の経済学

人質の経済学

 

 

 

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『MAG2NEWS』より転載

なぜ、カタールが仲介するのか

カタールはペルシャ湾岸に位置し、原油や天然ガスを豊富に産出することで1人当たりのGDPが世界で最も高い国の1つです。

 

ただ、人口は自国民が30万人の小国です。群雄割拠する中東地域の中で埋没しないよう、豊かな資金力を活かしてイスラム主義組織「ムスリム同胞団」を支援するなど、独自の外交戦略を展開しています。

 

シリアでは、アサド政権に反抗するイスラム系武装組織をカタールは支援しています。安田さんを拘束していた「シリア解放機構」にも、カタールは資金や物資を送り続けていたものと考えられます。

 

カタールはいわばこうしたイスラム系組織のスポンサーとなっているわけですから、その組織を通じて安田さん解放に向けた働きかけを行うことは十分に可能だったということです。

 

 

カタール、トルコ、サウジアラビア

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こうしたカタールの独自の動きは、一貫して地域大国のサウジアラビアの神経を逆なでしてきました。

 

「ムスリム同胞団」をテロ組織に指定し、それを支援するカタールを「テロ支援国家」と非難するサウジアラビアは2017年6月、エジプトなどとともに国交を断絶した上、経済制裁を実施して兵糧攻めにしています。

 

さらにサウジアラビアは、カタールとの間に7.5億ドルをかけて運河を掘り、陸続きの国境をなくして孤立させるという驚くべき計画を発表しています。

 

こうしたカタールの苦境に手をさしのべたのがトルコ。サウジアラビアと国交断絶した後も食糧支援などを行って支えてきました。

 

カタールもその厚意に応える形で、トルコに5億ドル相当のジェット機をプレゼントし、トルコ通過リラの暴落の際には総額150億ドルの支援を行っています。

 

まさに、カタール・トルコvsサウジアラビアの構図が出来上がっているのです。

 

 

サウジ人記者殺害事件との関係

カタールと敵対するサウジアラビアは現在、トルコ・イスタンブールのサウジ領事館で起きたサウジ人記者殺害事件で揺れに揺れています。

 

サウジの実質的な最高権力者であるムハンマド皇太子が殺害を命令したのではないかとの疑惑があり、国際社会の厳しい視線を浴びています。

 

また、トルコ政府はこの事件の捜査に積極的で、独自に入手している殺害時の音声データなどをもとに真相解明に懸命になっています。このトルコ政府の姿勢も、サウジアラビアを余計に窮地に追いやっています。

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一方、カタールは安田純平さんの解放のために仲介し尽力したことで、国際社会から大きな賞賛の声が寄せられることが予想されます。

 

政府批判を行った自国人のジャーナリストを殺害したサウジアラビア。

 

自国とは無関係な日本人ジャーナリストの解放に尽力したカタール。

 

この見事なコントラストを作りだす絶好の機会が、今のタイミングだったと考えれば、すべてが理解できます。

 

サウジアラビアの国際的地位を相対的に低下させ、自らは人命を重んじる国としての名声をあげることに成功すると仮定すれば、リスクを冒してイスラム系組織と交渉し、何億円もの身代金を肩代わりすることなど、カタールにとっては痛くも痒くもないということです。

 

以上、『安田純平さんの突然の解放は、サウジ人記者殺害事件と関係があった?!』でした。