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150年前からある相場格言『セル・イン・メイ』 その続きの部分も注意すべし!

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今年も4月半ばとなりました。

 

株取引をしている人なら、5月が近づくと『セル・イン・メイ』という相場格言が気になってきます。

 

この相場格言は150年前のイギリスを発祥とするだけに重みがありますが、実は、セル・イン・メイに続いても言葉があり、そちらにも注意をする必要がありそうです。

 

 

 

《『セル・イン・メイ』の由来》

『セル・イン・メイ』(5月に株を売れ)は、株価が毎年5月に天井をつける傾向があるため、その前に株を売ってしまった方が得策であることを意味する相場格言です。

 

この格言、なんと150年ほど前から言い伝えられてきたようです。

 

これは、大英帝国時代のロンドンに駐在する外国人実業家・投資家が、夏のバカンスで本国に帰る前、リスクを抑制するために取った投資活動に由来しています。

 

今日では、ヘッジファンドの多くが5月末に中間決算(成功報酬計算基準日)を前に、投資ポジションを一度、解消することが「売れ」という理由だと解説されることが多いです。

 

 

《『セル・イン・メイ』の続きの部分》

150年前からある由緒正しき格言ですが、正式には「Sell in May」の後には続きがあります。

 

Sell in may,and go away;don`t come back until St Leger day. 

 

英文を直訳すれば、「5月に売れ、そしてLeger day(9月第⒉土曜日)まで戻って来るな」となります。

 

株をやっている人全員が理想とする取引は、「安い時に買って、高い時に売る」です。

 

つまり、この格言は全体としては、「5月に高くなった時に売れ。その後はもみあいが続くから何もするな。そして9月に買え」ということを言っているのです。

 

 

《『セル・イン・メイ・・・』は正しいのか》

 

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相場に絶対はありませんが、NYダウと日経平均ともに、おおむね6月~9月は軟調・もみあいの展開になっていることがわかります。

 

そして、「5月に売れ」という部分にばかりスポットがあてられがちですが、その続きの「6月~9月は軟調・もみあい」を意味する部分の方に注意を傾けるべきかと感じています。

 

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《中国格言・『金九銀十』》

日本株にとって中国市場の動向にも目は離せません。

 

中国では10月の国慶節(建国記念日)が結婚式のピーク。結婚前に男性が住宅を購入して、新居に花嫁を迎えることが結婚の条件とされるケースが多いとのこと。国慶節に向けて住宅が売れることを不動産業界では『金九銀十』(金の9月、銀の10月)と呼ばれています。

 

中国の毎年の婚姻数は約1,200万組。住宅が売れると、それに付随して家電製品や家具、自動車も売れるなど経済波及効果が大きく、株式市場も好感するようです。

 

 関連の過去記事もどうぞ↓

www.iwgpusnever.com

  

《まとめ》

5月に持ち株を売るべきか悩んでいる人もいるでしょう。どのような選択をするにせよ、その後の6月~9月についても細心の注意を払う必要がありそうです。

 

ちなみに、日本にも「節分天井」「彼岸底」など、季節にまつわる相場格言があります。

 

しかし、こうした格言は、経済のグローバル化の影響で、あてはまることが少なくなり、注目度も低下しているようです。

 

以上、『150年前からある相場格言『セル・イン・メイ』 その続きの部分も注意すべし!』でした。